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三島由紀夫の本を「シュール」と云われたのですが
先日、高等学校の教諭(30歳女性)に本を貸して欲しいと云われたので、 8冊程貸しました。 その8冊の中に、三島由紀夫さんの本が2冊ありました。 それを見て、その教諭は、「三島由紀夫(笑)シュールゥー(笑)」と笑いながら言いました。 彼女は英語科の教諭です。 以前、橋本紡さんの本もそう云われました。 wikipediaに 「今日において、シュールは多様な意味で使われており、 もはや日本独自の概念になりつつあるともいえる」とあり、その様な意味で云われたのか、 それとも、辞書等にある様に「表現や発想が非日常的・超現実的であるさま」と云う意味で 云われたのかはわかりませんが、 何十枚も猫を被っているので、顔には出しませんでしたが、 最初私は前者の方の意味で云われたのだと思い、少しムッとしました。 別に彼女は、普段からそういう態々英語を日本語の会話の中で使ったり等はしませんし、 どういう意味だったのか、と思いました。 皆さんはどちらだと思いますか? 因みに、他に貸した本は、漫画やライトノベルなどではなく、 例えばロシュフコーの箴言集、サリンジャーのライ麦畑、ヘッセの詩集 等です。 一般的な小説も数冊ありました。 三島由紀夫の本も、仮面の告白などの"濃い"ものではなく、 葉隠入門と若きサムライのためにです。 葉隠入門や若きサムライのために は「表現や発想が非日常的・超現実的である」のでしょうか。 質問がこの時点で二つくらいになっていますが、もうひとつ質問させて下さい。 最近の教科書には、三島由紀夫について全く書かれていない事が多々あります。 それは何故なのでしょうか。 今、特に必要だと思うのですが・・・。
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- garside
- ベストアンサー率75% (3/4)
15471135さんの好きな作家、15471135さんの趣向、 この両方を小馬鹿にされた気がしてムカついたんですよね? 私はそう受け取りました。 オススメの本を読みもせずに、「シュール」で片付けようとした彼女の言葉(ただの偏見ですよね)を いちいち真に受けないでいいと思いますよ。 彼女と15471135さんの趣味趣向が違うだけの話、という気がします。 偏見をもたずに是非読んでほしいなら 「まあそう言わずに、読んでみてよ」と勧める、 無理して読んでくれなくていいと思ったなら 「ああ、あなたの趣味には合わないのね。じゃあこれは貸さないわ」 でいいのでは? この場所で「表現や発想が非日常的・超現実的であるのでしょうか」と質問しても 意味がないのでは?と私は思ってしまいました。 もし私がここで「その通り。三島由紀夫は非日常的・超現実的である」と断言したら 15471135さんさんはその考えを受け入れてくれますか? ・・・なんて書いてしまいましたが、あくまで例えです。 私は三島由紀夫の小説、好きですよ。 No.5さんの言う通り、あれほどの美しい日本語の文章を書ける作家はそうそう居ないと思います。
- jonho1950
- ベストアンサー率31% (5/16)
こんにちは・・・ 三島由紀夫・・・ 彼ほど美しい日本語の文章を 書く作家はもう我が国には 現れないでしょう・・・ その意味においても 現代の日本語教育の現場で 三島由紀夫の作品を 多くそして深く掘り下げて 欲しいと願ってはいるのですが。 たとえシュールと 言われても(笑い)・・・ 素晴らしい作家の 素晴らしい作品は 総ての概念を超越した世界から 降りてきます・・・・・
- ohayouone
- ベストアンサー率39% (46/117)
高等学校の教諭さんは宗教否定、またはキリスト教徒なのかもしれません 三島はバリバリの仏教思想ですから 嫌いな宗教は受け入れ難いですよね
> 「三島由紀夫(笑)シュールゥー(笑)」と笑いながら言いました。 ちょっと茶化したり小馬鹿にしているようなニュアンスが含まれているように思います。ただしこの表現はあなたの主観によるものなので、実際にその先生が言ったものを聞いた場合、違う印象を受けるかもしれません。 具体的に誰の何という本を貸してほしいと言われたわけではなく、あなたが選んだ本を貸したのでしょうか?そうだとしたら、あなたの本の選び方についての、何か含みをもった感想のようにも思えます。 あるいは、いつもそういう人なのかもしれません。劣等感からなのか、知的なものに対して道化のように振舞う癖がある人もいますよね。 > 葉隠入門や若きサムライのために は「表現や発想が非日常的・超現実的である」のでしょうか。 読んでないのですか?せっかく持っているのだから、わかるまで何度でも読み返したらどうですか。 > 最近の教科書には、三島由紀夫について全く書かれていない事が多々あります。 私が学生時代も他の作家に比べてそれほど記述は多くなかったと思います。資料集には載っていましたが。
- pipi-goo
- ベストアンサー率33% (217/651)
まず最初にあなたの考え方や思想を批判するつもりは全くありません。 その事はご理解ください。 一般的などちらかというと軽い風潮が蔓延している現代においては三島由紀夫自体が シュールに捉えられているのだと思います。個々の作品の問題ではありません。 三島由紀夫の生き様(死に様と言ってもいいのかも)自体がシュールなのだと思います。 私は三島由紀夫に特別詳しいわけではありません。その事は最初にお断りしておきます。 なので、逆に世の中の一般的感情に近いのではないかとも思います。 三島由紀夫の最後の演説の是非については議論するつもりはありません。彼は彼なりの 主張を持って、内容的にも立派だと思える部分もあり、共感する部分もあります。 でも、憲法第9条の解釈すら定まっていない戦後のこの風潮の中で三島由紀夫の行動が 現実的とみなされるでしょうか?更にあの結末です。彼の主張や志はまた別の問題で 一般的日本人から見てあの死に方は現実的でしょうか? やはり一般人からすれば、非日常的、超現実的に思えるのです。 もしかしたら、三島由紀夫を深く理解されている方から見れば暴論をはいているのかも しれませんね。 でも、ご友人の反応は一般的日本としてはそんなにおかしなものではないように思えます。 最近の教科書の件については、最近の教科書を見ていないのでわかりかねますが、 ゆとり教育の中で削除されたのかもしれませんね。 ゆとり教育は見直されているのでまた復活するかもしれませんね。
「シュール」はクールでマニアックと言う意味で使われたのではと推測します。 昔、三島由紀夫全集(革装特別版)を持っているお医者さんがいたのを思い出しました。 ムッとされる意味がわかりません・・・。