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北京は何故「ほっきょう」でも「べいじん」でもなく「ぺきん」なのか
タイトルの通りです。日本式の発音でもなく、現地語でもない中途半端な発音が定着したのは何故でしょうか。
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簡単に説明すると、次のようになります。 18世紀、イギリス、フランスが、市場と植民地を求めて、中国にやって来た時、清朝の勢力はまだ強く、彼らに許されたのは南方での貿易活動だけでした。そして、南方の方言で北京のことを、PEKINGと言ったので、西洋人たちの間で、PEKINGという名称が定着したのです。わが国が、JAPANなどと変な音で呼ばれるのと同じ理由です。 中国語(北京語)をローマ字化する方法はいくつかありますが、現在、中華人民共和国で使用されているのは、ピンインと呼ばれているものです。したがって、BEIJINGは ピンインによるものです。台湾では、ウェード式という別の方法もあります。 BEIJINGの実際の発音は、ベイジングとは大分異なります。 私の感じでは、BEは「こっぺ」の「ぺ」、JIは「こっち」の「ち」、最後のGは鼻に抜けるだけで、聴こえません。 「ぺいちんー」という感じでしょうか。
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これは上海語の読み方に由来するそうです。日本が上海に租界を作った時に導入されたのでしょうね。そう言えばフランスも租界を作っていましたが、やはり フランス語でもPekinと呼ばれます。
お礼
確かに、この説はありうると思います。近代日本は、貿易を通じて北京よりも上海との付き合いが深いですからね。円をYenと書くのも、上海の発音の影響であるという説を聞いた覚えがあります。ただ、No.2氏と異なる説なので、ますます混乱しております。下にもあるように、PekingとBeijingの語源の違いを尋ねた方がよかったのかもしれません。なお、今20年ほど前の世界地図を見てみると、この二つを併記していました。
- alpha123
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いいえ、これは近現代の中国語発音に近い読み方です。 北京 pekin peking ギョーザ(餃子)も発音なぞっています。 行 という字がありますが、漢音(コウ)呉音(ギョウ)唐音/唐宋音(アン)あります。 北京語はもともとは中国では北の辺地(万里の長城は国の端っこです(^^))、中国での標準語は普通話 (日本で言えば東京方言を基にした日本語みたいなもの。ぢとじ、づとずの発音分けできませんね、方言のままだったら「ちゃん」「おっかぁ」だけど) 漢音 8世紀前後、長安(西安)の言葉、遣唐使や渡来中国人が伝えた。日本では平安時代にこれが正統とされた。 呉音 5-6世紀、長江下流域(倭はここにあったのではないかという説もある)の言葉。極楽(ゴクラク)人間(ニンゲン)など仏教用語に多い。漢音では「キョクラク」「ジンカン」。 唐音 唐宋音 平安中期から江戸時代末期まで(10-19世紀)日本語に取り入れられた言葉。椅子(イス)蒲団(フトン) 普通話 現在中国の標準語。北京のもともとの言葉は北京語(北京方言)だが、清朝は満州族の政権だから中国東北部の言葉(ここでは普通話です)が北京に持ち込まれたわけです。支配者は漢民族を包囲するように北のモンゴル、南の雲南省と同盟結びます。東北地方は公式には漢民族立ち入り禁止だった(清朝末期には商業名目で実質的には崩れたが)。 雲南はカンボジアとの国境地帯ですが、カンボジア国王が北朝鮮で静養する、もしかすると金一族は雲南に移住する可能性取りざたされるのには歴史的経緯があるわけです。 簡潔に答えたほうが歓迎されるかな(ごめんね>もと質問者) http://chaiweb.com/laolao/past/20041102a.htm
お礼
あれれれ?No.2とNo.3の回答で、ますます混乱してきました。北京語なのか、上海語なのか、はたまたどちらでもないのか。PekingとBeijingの由来の違いを質問した方がよかったのでしょうか。
- zorro
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今はBeijing ですが、昔はPekingと呼ばれていた時代がありました。
お礼
それは知っています。では、何故、発音が変わったのでしょうか?
お礼
なるほど。やはり「ぺきん」は南方方言なのですね。でも、Beijingも意外に「ぺきん」に似ていますね。