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「ざ行」が「だ行」になるってどういうことでしょうか?
「ざ行」の発音および表記が「だ行」になる人がいます。 例えば「ぞうり」(草履)が「ドウリ」、「ゼリー」が「デリー」と言った具合です。 正しい言い方は心得ているようですが(でも発音しにくそうです)、意識していないと上記のような発音になり、書くときもそうです。 初老の方です。 昔はそれが普通だったのでしょうか?それとも方言のようなものでしょうか?それとも単なるその人のクセなのでしょうか? くだらない質問で申し訳ありません、以前より気になって仕方が無いので質問させていただきました、ご意見よろしくお願いします。
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東京の下町限定で売られているパソコンでは、「飛行機」と入力するには「しこうき」と入力します。 …という冗談がありますが、その地域や地方特有の発音はたくさんあります。 今の時代は、テレビもインターネットも当たり前で、日本全国同じ日本語(標準語)が聞こえてきますが、ほんの50~60年前までは、貧しくてテレビがない地域や、テレビ電波が届かない地域などもありましたし、教育も大きな学校にいけず地域の人々の発音の影響を受けた人々は、仮に教科書に「ひこうき」と書いてあっても、発音は『しこうき』と発音していたかもしれません。(発音が違っても「まぁ、いいっべ…」で終わっていたでしょう) 歌手の吉幾三さんも最近はそうでもありませんが、デビューのころはわざと地元なまりの発音を披露していました(もちろん標準の発音ができるのですが)。 正しい日本語、正しい発音なんていう言い方は今だから当たり前に言えますが、昔はいくら研究者や国が標準語を推進したくても、情報が届かずにその地方独自の言い方が、同じ発音でも違う意味が存在する地域などは、ざらにあったことが想像できます。 余談ですが、わたしの中学のときの社会科の先生(たぶん今は70才以上)が旅行好きで、日本国中を歩いていましたが、鹿児島と青森で人々に標準語で土地の老人に話しかけても、現地の言葉で返事を返されるのでまったくわからなかったそうです(相手は標準語がわかるのですが)。 今はテレビ番組で(たとえば所さんの「○○県/1億人」)、テレビスタッフが鹿児島とか行って話しかけても、ほぼわかる言葉で返事が返ってきますが、昔は日本も土地によって言葉が大きく違っていたと思います。
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- Pesuko
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NO1さん同様、和歌山の方言だと思います。 ぜんざい=でんだい ぜんぜん=でんでん http://homepage1.nifty.com/nice-wakayama/tessoku/t_hougen.htm 上記より シャアザク=シャアダク 007=でろでろせぶん
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 ぜんざいをでんだいと言われて一瞬なんのことかわからなかったこと、あります~。 リンク先、見に行ってきました、こんなサイトがあるんですね!私の疑問がこんなに詳しく解説されていて驚きました、それに単なる方言の一種と思いきや、起源は16世紀まで遡るなんて!いやぁ、奥深かったんですねぇ。 ・・・・「シャアダク」「でろでろせぶん」・・・受けてしまいました^▽^ 上記サイトによれば若年層では使わないそうなので、実際に聞かれることはないのでしょうが。 この場をお借りして、くだらない(くだらなくなかったかも?)私の疑問にすぐにお答えくださいました皆様に改めて御礼申し上げます。 皆様全員にお礼ポイントを差し上げたいのですが、システム上お付けできずに申し訳ありません! 皆様それぞれのご回答に深くうなづきました、ありがとうございます。
- cap-a
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地域的に発音が出来ない音があるようです。 有名なものは、昨日のニュースにあったように、東北の「い」と「え」、「し」「す」それぞれの区別発音が困難なひとが多くいます。 関東地方は「ひ」の発音がうまくできない。 北陸地方、近畿中国は「ぜ」の表現が悪い、全国各地の方言の話を聞くと方々に苦手な音があるようです。 北海道から九州までの方と話した経験かです。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 東北の方で苦手とする音があるというのは聞いたことがあります、関東の人の「ひ」が苦手というのも。 北陸、近畿中国は「ぜ」の発音が悪いのですか、和歌山は近畿圏内ですよね、納得です。 しかし同じ日本国内なのに何故、ある特定の音の発音が苦手という人が多いエリアというのが存在するんでしょうかね? 言語を覚える幼少時に、身近な人が発音が不得意な音を持っていて、その音について学習する機会が少なくなってしまったからかな?なんて考えたりしています。
- rinring
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私の中学の時の理科系の男性の先生で、和歌山県出身の先生がいました。 その先生も「ぜんぜん」と言うのを聞いていると「でんでん」と言われていました。 寒冷前線も「かんれいでんせん」って聞こえました。 書く時は特にそういうことは無かったような気がします。 今の年齢はおそらく50代半ばくらいだと思います。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 回答を拝見して思わず「おおー!」と言ってしまいました、はい、その方は和歌山県出身です。 でもその先生は書くときはそうではなかったんですね~。 年齢的なこと、私の質問の対象の方、今は初老ですが、10年以上前からそういう話し方だったのでやはり地域的なクセ?のようなものかもしれませんね。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 下町限定販売のパソコンの話、マジな話と思ってびっくりしてしまいました^^; そうですよね、昔は(質問の対象の方が子供の時代)テレビなんてないに等しかったですし今みたいに、多くが高校に進学することもなかった、 >「情報が届かず」とても納得です。 >(発音が違っても「まぁ、いいっべ・・・」で終わっていた)なんかこのおおらかさ、いいなぁ~。 下手ですが、まとめてみると 1.昔は情報網が発達していなかったため、地方独特の発音の癖が修正される機会が少なかった 2.上記理由により現在の高齢者中心に地方独特の発音の癖が受け継がれた、情報網が発達している現在でも、幼少期に覚えた言語の修正は難しく、そのまま使われている といったところなのだと、自分で納得いたしました。 わかり易いご回答どうもありがとうございました!