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土壌の硝酸態窒素、アンモニア態窒素
日本の農地(水田、畑)における土壌中の 硝酸態窒素とアンモニア態窒素はどのくらいの 量が存在しているのでしょうか?
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大まかな話ですが、窒素は肥料として使用されているというあたりから推定すれば良いでしょう。 水田であれば一年で10kg/10a以内、一度に与える量は、元肥で5kgくらいでしょうか。 畑では肥料をたくさん使うもので10kg/10aを超える量の窒素肥料を与えます。 農地の表土(作土)の量は150t/10aくらいですから、上記の窒素量は33~66mg(窒素)/kg(土壌)くらいということになります。 施肥直後の量がほぼ最大で、作物が吸収したり、雨で流れたりした後では数mg/kg程度に低下するでしょう。 実際には堆肥や土壌中の有機物などから窒素が出てきたりしますし、施設栽培の土壌などではけた違いに多い場合もあって、条件によって様々ですがね。 (水田では主にアンモニア態、畑では硝酸態)