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酸って結局なに?
化学を勉強していると、酸がつく言葉が良く出てきます。 酸素、酸化還元反応、酸の定義、カルボン酸、酸の強さ・・。 これれの”酸”は全て別々に解釈しなければいけないのでしょうか?
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>補足:じゃあ、なんで両方とも酸というのでしょう・・? わざわざ区別しにくい名称にする必要はないはず・・。 蛇足:英語では「酸」は「acid」、「酸化」は「oxidation」全く違いますね。 #2の「一行目の」お答えのように「歴史的」背景があります。 硫酸(手を加えないと亜硫酸)はイオウを燃して「酸化して」作るなど。 大学(院か?)レベルになると酸化と酸は再度「なるほど関係あるんだ」に戻ります。 反応が起きるとき、「酸」側の化合物へ「塩基」側の化合物から電子が1つ移動する、フロンティア電子の考え方で反応のメカニズムが「説明できる」様になるからです。 電子を出すのは「塩基」、電子をもらうのが「酸」ルイス酸や塩基などは、高校程度でも良い例です。ルイス酸塩基での付加物、三塩化アルミ・エーテル付加物などは確かにエーテルが酸化され(+)、三塩化アルミが還元されていますよね(-)。 これらのことと「一般的な酸の強さ」については、一応「水溶液系」での酸の強さpKaと離して考えると分かり易い様に思います。 ご質問をお待ちしています。 m(_ _)m
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- Ichitsubo
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かつては酸の性質すなわち酸性をもたらす原因が「酸素」だと考えられていました。そのような歴史的経緯があるのです。 「酸化」は酸素と化合することによるものですので、酸との関係は直接的ではありません。 酸化還元と酸塩基は別物なので別に解釈しておく必要はあります。しかしその中の小項目は別々に解釈していてはあまりに非効率的です。まとめて考えていくようにしないといけませんね。
お礼
”酸”の意味の歴史があるのですね。 今後は酸の意味を考えて理解したいと思います。 ありがとうございました。
- ti4989
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ご質問にあげられた言葉は大きく分けて二つに分類されます。「酸化⇔還元」と「酸⇔塩基」の各グループです。前者には、酸素、酸化還元反応。後者には酸の定義、カルボン酸、酸の強さが含まれます。大学受験として化学を勉強するのであれば、ややもすると混同しがちですが、同じ’酸’という言葉がつきますが、これらははっきりと区別する必要があります。がんばって勉強してくださいね。
お礼
”参考書”にはよく理解できるようには乗ってませんでした。 いつも混同してしまいます。これで違うということはわかりました!ありがとうございます。 補足:じゃあ、なんで両方とも酸というのでしょう・・? わざわざ区別しにくい名称にする必要はないはず・・。 ご存知でしたらまたよろしくお願いします。
お礼
>反応が起きるとき、「酸」側の化合物へ「塩基」側の化合物から電子が1つ移動する、フロンティア電子の考え方で反応のメカニズムが「説明できる」様になるからです。 なんだか面白そうです笑大学で、もしくは独学で勉強したいと思います。 ご指摘のとおり、言葉の意味、区別を考えて勉強していこうと思います。 研究者として化学には興味はあるので、とても助かりました。ありがとうございました。