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酸価数について
こんにちは。 高1のflankです。 Cu+2H^2SO^4→CuSO^4+2H^2O+SO^2 という酸化還元反応について質問です。 一番最初に書いてあるCuは単体なので酸価数が0であると わかるのですが、 反応後のCuの酸価数をどう求めればいいのでしょうか?? CuSO^4のSの酸価数がわからないのでどう求めていいのかが わかりません。 よろしくお願いします。
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単原子イオンの価数が変化する場合は酸化・還元が分かりやすいです。電子の移動も考えやすいです。酸化数の考え方はイオンでの判断を共有結合に拡張したものです。 イオンの価数の判断が先です。だから単原子イオンの酸化数は価数そのままです。これは酸化数の決め方の中にも書いてあるはずです。 CuSO4で言えばCu2+とSO42-のイオンで出来ているという判断が先です。それを元にCuの酸化数は+2,SO42-の酸化数は-2を設定します。 NH3とかCO2とかの分子の場合は全体が0からスタートしなければ仕方がありませんがイオン性の化合物はイオンの価数の決定の方が先です。全体からスタートすればNH4NO3の様に酸化数の異なるNを含んでいる物質では酸化数を決めることが出来なくなります。平均の酸化数になってしまいます。
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硫酸イオンのイオウの酸化数は+6ですが、この式だけから+6と考えるのは少々乱暴なように思います。 ただし、現実にはCuが+2の酸化数を取りやすいことは周知の事実であり、他の実験事実との整合性もあると考えて良いでしょう。たとえば、CuCl2などの例もありますしね。 現実的な対応としては、銅イオンの酸化数は+1か+2であることと、硫酸イオンは2価の陰イオンであることに基づいて考えるのが良いでしょうね。 ご質問の式においては、CuがCu2+へと酸化され、逆にSO2になったイオウは+6から+4に還元されたということになって、全体の収支が保たれていることになりますね。 ・・・・う~ん、ご質問の回答になっていませんかね。 >反応後のCuの酸価数をどう求めればいいのでしょうか?? CuSO^4のSの酸価数がわからないのでどう求めていいのかが わかりません。 これらは、SO4が2価の陰イオン(SO4^2-)であることと、酸素の酸化数が-2であることに基づいて計算することになります。また、それらのことは暗記しておくべきことです。つまり、高校レベルでは、化合物中の(つまり単体でない)酸素の酸化数は-2である(ただし、例外的にH2O2では-1)と考えるが基本であるということです。