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酸を定義する意味

ものすごく大雑把な質問ですみません 酸の定義はwikipediaによると一般に、プロトン (H+)を与える、または電子対を受け取る化学種。とありますがなぜプロトンに注目するのでしょうか? 個人的に後者の定義の方が体型的でしっくりくるのですが・・・ すこし話しが変わりますが最近電位ph図なるものを聞いたのですが、何故これもまたpHに注目するのでしょうか? 金属の酸化還元反応は、その金属と反応する溶液のイオン化傾向?でいくらでも変わってくるのではないでしょうか? 当方化学を全然理解していないので的外れなことを言っていると思われますが、どうかよろしくお願いします

みんなの回答

  • NiPdPt
  • ベストアンサー率51% (383/745)
回答No.3

酸塩基の定義でH+に注目する(ブレンステッド-ローリーの定義)のは、Hが多くの物質に含まれているなどの理由もあり、実用面でそれを知っておく事が重要だからです。なぜ重要かを理解するには多くの基礎知識が必要なので省略します。また、それに加えて、電子対と軌道に注目する定義(ルイスの定義)では酸の強弱に関する定量的な議論が困難です。また、実際の物質を扱う上では原子も重要です。つまり化学反応においては原子間の結合の切断や形成が起こります。なので、普遍性があるからといって、原子と関わらない定義に執着する必要もありません。ケースバイケースで使いやすいものを使えば良いということであり、現実問題として、ブレンステッド-ローリーの定義は極めて有用です。

  • Saturn5
  • ベストアンサー率45% (2270/4952)
回答No.2

>個人的に後者の定義の方が体型的で どのように体系的だと思いましたか? 電子に着目するのは一番幅広い考え方であり、有機反応までに酸・塩基を 適用できます。しかし、酸化・還元との区別があいまいであり、本来の 「酸っぱいもの=酸」という意味から離れていっている感じもあります。 酸・塩基の定義は以下のように遷移してきました。 <アレーニウス定義> 酸=水溶液中でH+を出す 塩基=水溶液中でOH-を出す 電解質の性質を的確に捉えている。(アレーニウスは電離説の提唱者) <ブレンステッド・ローリー定義> 酸=H+を放出する 塩基=H+を受け取る 水溶液以外のものに対しても定義が可能。 <ルイス定義> 酸=電子を受け取る 塩基=電子を放出する Hを持たない物質についても定義が可能。 先にも書きましたが、ルイス定義では酸化剤・還元剤とあいまいになりますので、 現在に一般的に使われているのはブレンステッド定義です。 >金属の酸化還元反応は、その金属と反応する溶液のイオン化傾向?でいくらでも変わってくる 質問者様の考えておられる通りです。 金属の状態(酸化状態)はその金属種、pH、電位差によって変化するものです。 ですから、金属種の種類だけグラフが必要になります。 このうち、金属主を固定して考えたもんが電位pH図です。 また、pHを固定して考えるのが酸化還元電位です。 3つが同時に変化するものなので、何を基準にするかでグラフが変わります。

  • himana77
  • ベストアンサー率21% (37/174)
回答No.1

回答ではありませんが気になったので。 >化学を全然理解していないので 化学を理解してなくてなぜこのような難しいことを聞くのですか? 質問者は自分の基礎学力を示すべきと思います。質問者が謙遜しすぎると、せっかく回答しようとした人もどのような回答を書けばいいのか戸惑うのではないでしょうか?

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