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無い事の証明

今までにある物質または物体が絶対に存在しないと証明された事はありますか。(幽霊・UFOなど)

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  • sanori
  • ベストアンサー率48% (5664/11798)
回答No.4

物質・物体の存在に関する問題ですから、これは完全に、物理学の範疇ですね。 幽霊は、何となくイメージとしては捕えやすいのですが、物理的に定義が明確でないので、証明のしようもないと思います。 一方、UFOについては、証明云々はさておき、学者さん達の世界でも「存在してもおかしくない」と考えている人が多数派だと思います。 (少なくとも、知的生命体は、地球以外の星にいてもおかしくないと考えられています) さて、 過去に「無いことが証明された」物質・物体についての例として、私が思いつくのは・・・ 1. 大昔に真面目に考えられていた「燃素」という元素です。 物が燃えるのは、燃える物質と酸素の組み合わせで起こることが解明されており、そこへ、さらに「燃素」なる物質を新たに加えなくても燃焼が起こることは、いまや小中学校程度の理科でも理解できます。 2. 電磁波が伝播するために必要な媒質「エーテル」です。 現在では、光・電磁波(波長によって呼び名を変える習慣がある・・・電波、赤外線、可視光、紫外線、X線、ガンマ線の全てが電磁波)は、真空中でも伝播することは常識になっています。 しかし、音は空気等の物質(媒質)が無ければ伝播しないのと同様に、光・電磁波も何かしらの媒質がなければ伝わるはずがない、という固定観念が、かつての物理学者達を悩ませました。 その仮想媒質は「エーテル」と呼ばれていました。 ところが実験や観測をどんなに工夫しても、エーテルの存在が証明できなかったのです。 もしもエーテルが存在するならば、エーテルに対して相対的に動いてる場合、静止している場合、逆向きに動いている場合等々の状況にある観測者から見て、光の速度は変わらなければいけません。 ところが、観測を繰り返しても、いっこうにエーテルの手がかりは得られません。 そこでアインシュタインが登場します。 アインシュタインは、「観測者が動こうが、静止しようが、斜めに動こうが・・・・・、どんな状況であっても、観測者の眼から見て、光の速さは変わって見えない!」というか「そもそも変わらない!!!」という大胆な仮定を立て、実は、これが特殊相対性理論そのものにつながりました。 たった1つの仮定によって、そこから数式いじりをしていったら、「物質の質量はエネルギーと同じ(等価性)」、つまり、物体が消滅したり、質量が削れたりすることによって、エネルギーが生まれる、という、極めて異常な式ができてしまいました。 ところが、このことは原子力の発見によって証明されてしまいました。 ですから、出だしとゴールを短絡すれば 「エーテルが存在しないと仮定したが、そのことは、原子力の発見によって証明された」 ことになると思います。

Lodea
質問者

お礼

大変分かりやすい説明ありがとうございます。

その他の回答 (3)

  • Scull
  • ベストアンサー率26% (248/951)
回答No.3

「ない事」は証明できません。「ある事」であれば現物を持ってくれば証明できますが、ない事は出来ません。又聞きですがこういう証明を「悪魔の証明」というそうです。 たいていの場合は「まずあり得ない」とか「考えにくい」というのが結論になるでしょう。

Lodea
質問者

お礼

「悪魔の証明」と言うんですか。 たいていの場合はそういう結論になるのは分かりますが、たいていの場合以外を知りたかったので・・

  • sirowan777
  • ベストアンサー率14% (270/1906)
回答No.2

「絶対ない」とか「絶対ある」という証明は不可能だと思います。 ちょっと哲学的な考えですが。 もちろんこの考え自体も「絶対」ではありませんが。

Lodea
質問者

お礼

あると言う証明も出来ないですか??

  • sosdada
  • ベストアンサー率33% (265/792)
回答No.1

文章を手直しすると、 今までに、 「ある物質または物体が絶対に存在しないと証明された事」 はありますか(幽霊・UFOなど)? という文章で良いのでしょうか。

Lodea
質問者

お礼

訂正ありがとうございます。 その文章で考えてください。

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