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水に色素がない事を証明したい!!
水って色素を持ってないですよね? それさえもよくわかってないんですけど… 色素を含んでないとして話します。 私は最近調べて知ったんですが、 今まで湯気が白く見えるのは 水に白の色素が入っていて、湯気になった時だけ それが現れるのだと思ってました。 そこで、水に色素がない事を証明したいんです。 液体に色素が存在するかどうか検査できる機械とか 色素があるかどうか調べる方法なんかがあれば 教えてほしいんです!!
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既に他の方が書かれていますが、水は赤外線(と赤を非常に少し)を吸収します。 >今まで湯気が白く見えるのは >水に白の色素が入っていて、湯気になった時だけ >それが現れるのだと思ってました。 太陽や蛍光灯などの白い光には、紫から赤まですべての色の光がまざっています。赤いりんごには緑を吸収する色素が入っています。このりんごに白い光が当たると、緑が吸収されて、残った赤が反射して来るので赤く見えるわけです。 紙や湯気が白く見えるのは、目に見える色は何も吸収していなくて全部反射しているということです。つまり白いものは光を吸収しません。 また、反射でも2種類あって、鏡のようにそのまま反射する「正反射」と紙や湯気のようにたくさんの反射が何回も起こってでたらめな方向に反射される「乱反射」があります。正反射ではピカピカに見え、乱反射では白く見えます。 ガラスはほとんど透明ですが、少し光を反射します。平らなガラスでは反射で顔が映ったりしますが、表面をざらざらにしてスリガラスにすると白く見えます。湯気が白く見えるのは、それと同じです。 >液体に色素が存在するかどうか検査できる機械とか 専門的な機械ですが、分光光度計という装置で色素などの光の吸収を調べることが出来ます。散乱(乱反射)が大きい物は積分球というものが必要になります。 この装置は大学や研究所にはありますが、簡単に借してもらえるかどうか分かりません。でも測定は簡単に測れます。植物の葉っぱをアルコールで抽出したものを測ると、葉っぱの緑色の色素を測ることが出来たりします。
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- potachie
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>>液体に色素が存在するかどうか検査できる機械とか >専門的な機械ですが、分光光度計という装置で色素などの光の吸収を調べることが出来ます。 色素ではなく、色を調べる目的の分光光度計(というより分光スペクトルを取るだけ)なら、素人でも作れます。光度を測るのは裸眼頼りですが。 黒体放射を使った発光源(つまりは電球を使った懐中電灯)と、プリズムと暗い部屋があれば。 太陽光スペクトルを研究したニュートンの実験を見習ってしまえばOKです。
- htms42
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>綺麗な池や湖等が碧く見えるのは、水の分子H2Oに赤外線領域の吸収作用があるからです。 赤外線が吸収されても青くは見えません。 可視光線が吸収されなければ色の変化は起こりません。 水には赤外線の吸収があります。その吸収帯の端が可視光の赤の領域に広がって存在しているのです。非常に弱い吸収ですから水の量が多くなければ分かりません。たぶん水素結合の影響でしょう。気体の水ではこの吸収は存在しません。 固体の水(氷)では強くなります。ブルーアイスという表現があります。 海の水の青さは反射光で見る限り、空の青の反射と区別がつきません。水の中にもぐって上を見たときの青さは吸収によるものです。 青い光の方が散乱されやすいですから透過光は赤っぽく見えてもいいはずです。その透過光が青く見えるのですから赤の吸収があるはずだということになります。 結合に極性のある分子では赤外線の吸収が起こります。水だけが赤外活性であるのではありません。可視光の弱い吸収があるというのが特別なんです。
- santana-3
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水は無色透明です。色など付いてませんよ。 綺麗な池や湖等が碧く見えるのは、水の分子H2Oに赤外線領域の吸収作用があるからです。 人間の目に物が見えるのは、光線の反射光が見えるわけですから、反射光の内、赤外線領域が吸収され反射してこないなら、当然、「蒼っぽく」見えるわけです。 綺麗な透明度が高い水ほど碧く見えるのは、不純物が少ないので赤外線の吸収率が高い為と思われます。
- potachie
- ベストアンサー率31% (1065/3387)
構造色というのを調べてみると面白いかもしれません。 http://skino49.web.infoseek.co.jp/morpho1/ この写真の蝶、色素を持っていません。 色素が無くても、色は出現するんです。虹の七色も同じですね。 他の方の回答のように、水には薄い「濃い青色」の色があります。 透明度の高い湖や海が青く見える原理ですね。プールやお風呂の水に白い紙を沈めても確認できますよ。 空の青色は、水滴や空気中の塵による散乱のために起こります。 http://www.kiriya-chem.co.jp/q&a/q25.html もっともっと疑問を持って、調べてみると楽しいですよ。
質問者さんは色素という言葉を本来の意味とは違った捕らえ方をしておられるようですね。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%89%B2%E7%B4%A0 このウイキの解説にあるように、色素とは物体に色を与える物質のことですから、 証明するもしないも、もともと水には水以外の物質(色素)が含まれてはいません。 質問者さんの「水って色素を持ってないですよね?」というお尋ねは、 「水って色を持ってない、つまり無色ですよね?」という意味なのですね?
- kata_san
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>水に白の色素が入っていて、湯気になった時だけ これは違いますよ。自然現象で言うところの「霧」や「霞」と同じ現象です。 空気中にある蒸発した水滴(微小)が光を拡散して白く見える。 色素うんぬん、というよりも、空気の構成成分の窒素、酸素、二酸化炭素など、無色無味無臭という気体や固体はたくさんあるので、それとはどうやって 区別するのでしょうか? 色はある意味で光の透過の程度で測定できます。 可視光線も赤外線に近い長い波長の光から紫外線に近い短い波長の光を持っています。光のスペクトルから無色の測定は可能です。