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朝鮮戦争。中国撤退に即時国連加盟条件?
朝鮮戦争で中国が参戦し所謂人海戦術にて国連軍を 追い詰めた辺りで国連軍側が慌てて撤退交渉に持ち 出した時に、中国側が撤退条件に国連の即時加盟を 提示したみたいですが、1945年の原加盟国には既に 中国が加盟しています。これはどう言う事ですか? またこの時点で国連に加盟すると言う事はその国は 大きなメリットになるのですか?逆に国連側が即時 加盟を了承すると言う事はかなり厳しい加盟条件? なる物があったので拒否したのでしょうか? ちなみに中国側が撤退をしたくないので明らかに 拒否される様にこの条件を出したのでしょうか?
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中国は現在に至るまで2つあります。 「中華民国」と「中華人民共和国」です。 1945年に初めから国連加盟国になっていたのは「中華民国」です。 朝鮮戦争で北朝鮮の味方をしたのは「中華人民共和国」です。 1949年に毛沢東率いる中国共産党が、蒋介石率いる国民党政権の「中華民国」を台湾に追い出し、大陸に「中華人民共和国」を建国しました。 1971年まで国連で代表権を持っていたのは「中華民国」です。 日本政府も1972年の日中国交正常化までは「中華人民共和国」を未承認国家としていました。
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- Bird1979
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こんばんは 中国軍の参戦時期の誤解については、#2さんご指摘の通りです。 「中国の国連加盟」案については、そのような「案」は確かにあったようです。しかし、1951.6.13付の「毛沢東→高崗(毛沢東側近、中国東北部指導者)および金日成」宛の電報では、下記のように言っています。 「中国の国連加盟問題については、中国が、国連は事実上侵略の道具となっていると言っているため、条件としてこの問題を提議することはできないと考えている。このため、中国は、現在、国連加盟問題に特別な意味を与えていない」 中国としては、ほとんど問題にしていないと思えます。 >中国側が撤退をしたくないので 中国(毛沢東)としては、できるだけ戦争を長引かせたかったのは事実です。その理由は、戦争継続を口実にして、軍近代化のためソ連から武器・海空軍建設・軍需工場建設など(原爆技術も含め)様々な援助を最大限引き出すことがありました。 またソ連に代わって戦争の主導権を握ることによって、ソ連に対しての立場、アジアにおける共産主義国としての力を誇示しようとしたことがあるでしょう。(すでにスターリンと毛沢東は、対立関係に入っています。スターリンは毛沢東が「第二のチトー」になることを恐れていたと言われています。) なお、休戦交渉の議題は、38度線を休戦ラインとすること、中立地帯の設定について、休戦監視などについては早期に合意をみます。最後まで(1年半)もめたのは「捕虜の帰国問題」でした。中国軍捕虜2万余のほとんどは「旧国民党軍兵士」でした。もともと毛沢東が送り込んだ「義勇軍」には多くの旧国民党兵士がおり、ある意味では「邪魔者を始末する」戦争でもあったわけです。その捕虜の送還(帰国)については、アメリカは「帰国するかしないかは本人の希望にそって」実施する方針でしたが、中国は頑なに「全員の一括送還」を要求しました。(結果的に、捕虜のうち2/3は、共産主義中国ではなく台湾に向かいます。中共にもどった人たちはほとんどが厳しい迫害にさらされます。) 余談が長くなりました、ご参考までに。失礼します。
お礼
当時中国の国連加盟は大きな問題ではなかった のですね。しかし捕虜帰国にもその様な事情が あったのですね。どうもありがとうございます^^
- oriyang
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まず、中国の国連加盟ですが1971年10月25日ですよ。 そして朝鮮戦争ですがまず北朝鮮軍がいっきにあとはプサン占領で完全朝鮮半島統一と思われたときに何とか国連軍、韓国軍が持ちこたえ、マッカーサーによるクロマイト作戦(仁川奇襲上陸による挟み撃ち)が見事に決まり今度は国連軍が一気に北上、中国国境近くにまで来たときに中国が北朝鮮支援、そしてこのままでは中国国内にまで一気に進出されると思い大量の共産軍を送り込んだのです。それからはほとんど膠着状態です。つまり中国共産軍が参戦してからは国連軍は特に追い詰められていませんよ。 ただ休戦会談の条件に中国の国連加盟などがあったかは分かりませんが基本的に南北朝鮮の問題ですし当時中国がそんな提案をしたとはちょっと考えられないですね。中国は建国直後でそれどころではなかったかと。
お礼
根本的に今で言う中国と台湾の違いを把握して ないのは大きな誤認でした。もうちょっと勉強 しないといけませんね。どうもありがとう^^
お礼
そう言う事だったんですか。なるほど納得。 戦争の前に色んな国の勉強が先ですね・・・ どうもありがとうございました^^