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板門店にいるのは米軍ではなく国連軍?

板門店で北朝鮮と対峙しているのは、たしか米軍ではなく国連軍ですよね? 実際には米兵が任務に当たっていると思いますが、朝鮮戦争でも北朝鮮と戦ったのは米軍が指揮した 「国連軍」 だったと聞いています。 では北朝鮮は、中国やロシアが常任理事国をしている国連が編成した軍隊と戦ったという事になるのでしょうか? 仮に朝鮮戦争当時、その辺の線引きがハッキリとしていなくても、いまの国連には中国もロシアもメンバーとして参加しているわけで、その国連を仇としている事になるのでしょうか? 何だか変な感じがするのですが ・・

質問者が選んだベストアンサー

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  • pasocom
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回答No.2

WIKIPEDIAを参照するなら「朝鮮戦争」を参照下さい。 当時、「中国」といえば「中華民国」であって成立直後の「中華人民共和国」ではありませんでした。今の共産党中国が国連で「中国」の正当政府と認められたのはずっと後の1971年のことです。 一方ロシア(当時はソ連)は、上記WIKIにあるように「(北朝鮮弾劾)決議の後、ソ連代表のヤコフ・マリクは国連事務総長のトリグブ・リーに出席を促されたが、スターリンからボイコットを命じられているマリクは拒否した。スターリンは70歳を超えており、すでに正常な判断ができなくなっていると周囲は気付いていたが、粛清を恐れて誰も彼に逆らえなかったという。」という状態で、まともな外交判断ができない状態だったようです。 このため、国連では「(1950年)6月27日に開催された安保理は、北朝鮮を侵略者と認定、“その行動を非難し、軍事行動の停止と軍の撤退を求める”「北朝鮮弾劾決議」を賛成9:反対0の全会一致で採択した。」という状況になりました。 そこでアメリカを中心とした「国連軍」ができたわけですが、「7月7日にはアメリカ軍25万人を中心として、日本占領のために西日本に駐留していたイギリスやオーストラリア、ニュージーランドなどのイギリス連邦占領軍を含むイギリス連邦諸国、さらにタイ王国やコロンビア、ベルギーなども加わった国連軍を結成した。 (中略)しかし、国連憲章第7章に規定された手順とは異なる派兵のため、厳密には「国連軍」ではなく、「多国籍軍」の一つとなっていた。」 ということで、現在の「ロシア」「中国」からみれば、あれは「国連軍」ではなく単なる「アメリカと有志連合軍」だということになるでしょう。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E6%88%A6%E4%BA%89

inmarsat
質問者

お礼

有難うございました。 なるほど当時の中国と、今、国連のメンバーになっている中国とは別の扱いになっているわけですね。 一方のソ連ですが、ボイコットしたとは言え、一応、北朝鮮が戦火を交えた国連の中心的役割を果たしていたですので、理屈の上では、ある意味で「北朝鮮とソ連が間接的に戦った」と言えるように思うのですがどうでしょうか? そのくせ、戦争後は北朝鮮のスポンサーになったわけですので、何だか変な関係だなと感じているのですが。

その他の回答 (1)

noname#122323
noname#122323
回答No.1
inmarsat
質問者

お礼

有難うございました。 勉強になりました。

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