簿記取りたてなので、正直自信はあまりありませんが・・・。
言ってしまえば、「実際原価計算」という名前がおかしいのかもしれませんね。
実務でも、もちろん実際の消費単価を用いるのが理想です。
しかし、それには欠点があるんです。
材料費を例に取ると、
1.本当に「実際」の価格を使っていると、計算に
手間がかかる。使ってから計算することになり
ますから、計算がだいぶ遅れてしまいます。
2.買う材料の値段が季節によって違うと、同じ材
料を使って製造した製品でも、たとえば「夏と
冬」などでかかった材料費が変わってしまう。
そこで、1年間通しての材料の消費単価を決めるんです。
そしたら、計算が楽だから(笑)
やっぱり実務ではばく大な量の計算をしないといけないので・・・。
あと、労務費も製造間接費も同じことです。
1年の中で変動する可能性があるものです。
全部1年間通しての予定の価格です。
本当に厳密に計算したら、何円かは違うと思います。
でもそれは「差異」として、まあOK、期末にまとめて
プラスマイナスしよう、ということだと思います。
楽な方法を取る、
↓
計算する人の時間が早く終わる
↓
人件費がかからなくてすむ
↓
経費節約できた!!
↓
どうでしょう、社長?
結局、予定価格のほうが簡単だから、楽したいからです(笑)
1年たって、
たとえば3/31に決算なら、
4/1に再び、これから1年の予定価格を決めるんです。
僕は教えてもらうとき、いつも「自分の会社で起こっていること」
と思い、社長になったつもりでやっていました。
「ウチが買った材料」「ウチからA社に・・・」
「まだ従業員に先月分の給料払ってないな~、今月
払わないとな~。=今月分にプラスしないと」など。
余計でした、失礼しました^^;
もし不足している所があったら、すぐ言ってください!
「お気に入り」にしときますんで・・
大変だとは思いますが、頑張ってください!!
僕も復習になりました!
ありがとうございました!
お礼
ここまで、ご丁寧に説明をして戴けると、非常にわかり易いです。どの本を見ても、具体例を上げいる本が少なく非常に参考になりました。有難うございます。 ちなみに、g-g-g-さんは、どこの学校の本で 勉強しましたか?参考までに教えてください。