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簿記1級取得者の方にご質問です。
簿記1級取得者の方にご質問です。 私は簿記2級を取得した者なのですが、 よく「簿記1級の勉強をすると、財務分析ができるようになる。」と インターネットに書いている方がいます。 簿記=帳簿記入なので、簿記≠財務分析だと思うのですが、 簿記1級を勉強すると財務分析がわかるようになるのでしょうか? *私の考えている財務分析とは、 中小企業診断士や証券アナリストの試験に出るような、 ROEやROAなどです。 それとも財務分析とは工業簿記の「原価計算」や「直接原価計算」のことを指しているのでしょうか?
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No.1です。 すいません、CPVじゃなくてCVPでした。 2級では確か習わなかったと思うのですが、感度分析も範囲でしたか? 失礼しました。 ご存知かもしれませんが、財務諸表分析とは財務諸表の指標を使って経営成績を判断することです。 数値はいっぱいあるので例えばそのうちのひとつで 総資本経常利益率(%)=(経常利益/総資本)×100 など求め方を逐一覚えるだけの範囲です。 ROEも似たようなものなのですが、財務諸表分析の範囲には含めず、こちらは企業価値の測定の範囲でやると思います。 設問の形式では「数値を求めてこの会社の収益性を判断せよ」という形式しか出しようがないのでアナリストだろうが、簿記だろうが同じですよ。 ROE=ROA+(ROA-負債コスト)×レバレッジ など公式ももちろん同じです。 違いを知りたいというのなら同じというのが答えです。 もちろん、原価計算も範囲ですが原価計算は財務分析とは言いません。 原価計算はその名の通り製品の原価を計算する方法です。(つまり財務諸表項目で言うと製造費用のみの話)
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- sage-night
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ROEやROAは工業簿記に普通に出てきますよ。 財務分析というか、財務諸表分析ですね。 収益性の判断として使います。 一応、その数値がどういう意味を扱っているのかは勉強するのでそれを財務分析と言えるのかもしれませんが、やはり机上の事なんで投資判断とか複雑な事象はやはり実務につかないとしっかりとした理解は出来ないのかと思います。 また財務諸表分析以外では直接原価計算を使ったCPV分析も一応、財務分析の一つかと思います。 例えば原価が5%上がって、販売単価が10%下がるが、販売数が3%上がる時は利益にどういう影響を与えるかというのを分析します。 予算編成をする時などにこういう手法を使ったりします。 他にも簿記の方で「一株あたり当期純利益」なども扱います。(いわゆるEPS) 実際に株式投資でよく使われるPER、PBRの計算もします。 一級範囲が広いので色々とやります。 他の試験範囲とも被るところはありますよ。 ただ、それを実務でも使えるレベルかというとそうではないと思います。 計算上はただの数値の割り算ですけどね。
お礼
早速のお返事、ありがとうございます。 何となくわかるのですが、私の質問の意図を理解していただけるとありがたいです。 私は2級を取得しているので、CPVは説明がなくてもわかります。 2級では習わない、1級の財務分析とは具体的に何か? 1級の財務分析とは、中小企業診断士試験や証券アナリスト試験の「財務分析」と同じなのか違うのかなどを教えていただけると幸いです。
お礼
お返事ありがとうございます。 おっしゃることがわかりづらいのですが、まとめると (1)1級では財務分析(PER,PBRなど)を行う (2)ROEや原価計算も行うが、これは財務分析という名前ではない と言うことですね。