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境界線上での造壁と、その費用は折半すべき?
隣家との境界線上につくる壁についての質問です。 現在、隣家が新築中で、我が家との境界線に以前からあった古い壁を取り壊し、新しい壁を作ることになりました。 以前の壁は、簡単に表現しますと壁全長の半分が我が家の敷地内、残り半分が隣家の敷地内といった形でした。 新しく作る壁は、境界線の真ん中に作る案が提案されました。そしてその際の造壁費用も折半という形になりました。全て口約束です。 しかし、工事中の騒音、粉塵に対する隣家の対応の悪さから、感情的に壁の幅の半分とは言え侵犯されるような気持ちになり、また造壁費を負担することも嫌になってきました。隣家にその旨相談したところ、心の狭いケチなやつだと激しく罵倒され非常に不愉快な思いでおります。 過去ログを拝見しますと、現在では壁は双方合意の上で境界線上に作ることが一般的のようですが、当方が合意できないので隣家敷地内での造壁へ変更を提案してもおかしくはありませんか? または、仮に壁は境界線上に作るとしても、費用は全額隣家持ちでという主張は妥当でしょうか? よろしくお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
まず、塀を作るときには、 ・自分の費用で自分の敷地に作る ・境界線上に作り、折半する のどちらかしか通常はありません。境界線上に相手の費用だけで作るというのは、平たく言えば相手がご質問者にその半分の費用を寄付したことになりますから。 民法では境界線上に塀を作りその費用の1/2を請求する権利が認められていますから、その意味ではお隣さんの希望は特に疑問があるわけではありません。とはいえ民法では費用のかかるブロック塀まで費用請求できることを認めたわけではなく、板や竹の塀に過ぎませんから、仮にお隣さんがこの民法の権利を行使して請求してきたとしても、ブロック塀などになると、御質問者の費用負担は板塀程度で、残りはお隣さんが負担という可能性はあります。 さて、ご質問の話は工事中の騒音や粉塵に関する話から隣人関係がこじれたということでそれが原因のようですが、まあ工事に問題があったにせよ直接の相手は工事業者であり、隣人ではないので、それが原因でこのように関係がこじれるというのは相手が隣人だけに好ましくないと思われます。 つまりご質問者は隣人が悪いと主張したいでしょうけど、客観的には必ずしもそれは隣人の責任ではないからです。(民法においてもそのような規定があります) 逆に隣人は工事業者の不手際が原因なのに隣人が取っている行動は不当であると考えるでしょう。 つまり出口のないいわば中傷合戦になりかねず、双方にとって損にしかならない話です。 その点をよく考えて、もう一度塀について「和解できる方向」で話し合いを持つことをお勧めします。 一度隣人関係がこじれると修復は非常に大変ですよ。
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- katyan
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色々な施工業者に見積もりを出しましょうね そして2人で相談し決めましょう。 塀でもやり方によって安くなる方法もあります 下が塀で上がフェンスようなの場合にね。 ブロックでもピンからキリまであります なお口約束でも契約ですからね。 一度調べてくださいね
お礼
塀を実際にどういったものにするかも決めなくてはいけませんでした。 漠然とブロック塀を想像していただけでした。 No,4の方もおっしゃっていますが、確かにさいきんはフェンスも良く見ますね。 具体的なご意見をありがとうございます。
- hima-827
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>現在では壁は双方合意の上で境界線上に作ることが一般的のようですが・・・ 私が知る限りでは、全く一般的ではないと思います。 普通は、どちらかの敷地内です。 最近は、敷地境界に、隣家のフェンスが並んでいる場合も頻繁に見ます。 また、今回のような場合は、言い出した方が作る場合が多いです。 私でしたら、お金の急な出費が出来たとか、適当な理由を付けて、断ります。 隣と共有建築物なんて、絶対作りません。将来絶対同じような問題が起きると思います。 また隣も、余程のことが無い限り、口約束を盾に、訴訟まで起こすことはないと思います。 また、工事業者の立場に立てば、全く音を出さないとか、粉塵を全く出さないとかは、不可能です。 これはお互い様ですから、ある程度はしょうがないと、割り切る事も必要だと思います。
お礼
知人は、自宅を新築した際、隣家との境界に塀を作りましたが全額知人が出費しました。 言い出したほうか、折半のどちらかはケースによるようですね。 当方の場合、隣家が言い出しなので隣家の全額出費でもいいかなと考えたわけですが、はじめに折半案に同意したので、やはり変更すべきではないと思い始めております。 ともあれ、ご意見はとても参考になります。 ありがとうございました。
>以前からあった古い壁を取り壊し 事情が変わったのなら、早めに申し出てください、 せめて、以前からあった古い壁(塀ですか?)を取り壊す前にお願いします。 口約束とはいえ契約は成立していますので 常識外れと思われても仕方ありません。 工事中は多かれ少なかれ近隣に迷惑を掛けがちです。 お互い様と許す事は出来ませんか。 蛇足ながら、工事中の騒音、粉塵に対する対応は、 工事業者の責任であって 建主の責任では無いと思いますが。
お礼
壁とは、塀のことです。すみません。 おっしゃるとおり、話が済んだ後に変更を持ち出すのは、相手にとって不愉快ですね。 ”お互い様”の気持ちを忘れないようにしたいと思います。 騒音、粉塵の件も、おっしゃるとおりです。 ご意見、ありがとうございました。
- m_inoue
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>当方が合意できないので隣家敷地内での造壁へ変更を提案してもおかしくはありませんか? おかしいでしょう、常識を疑われても仕方有りません 約束成立以前ならそう言う交渉もあるかも? >または、仮に壁は境界線上に作るとしても、費用は全額隣家持ちでという主張は妥当でしょうか? 理不尽でしょう これも約束しない前ならそう言う交渉も有るかもしれません 貴方がお隣の立場ならどう思いますか? 一度承諾したのに後から後から自分の都合の良いことばかり言ってくると思いませんか? 口約束も約束です。 口約束を否定されますと社会生活は出来ない事になります 工事中の騒音、粉塵は仕方ないでしょう、貴方のための施設を造っているのですから...。 費用に関してはお隣の話は当たり前の事です。 壁の位置に付いても当たり前の事です。 一度了解をした後で、ごちゃごちゃ言うのは当たり前の事ではありません。 誰から見ても「心の狭いケチなやつ」としか見えませんよ。
お礼
お隣からすれば、まさにおっしゃる通りだとおもいます。 ひとつ、建設中なのはお隣さんの家です。壁はまだ作り始めていません。 ご意見、ありがとうございました。
補足
補足です。 私が言う「壁」とは、いわゆる「塀」のことです。 紛らわしくてすみません。
お礼
法に照らしての分かりやすい説明でとてもよく理解できました。 民法で折半が権利としてみとめられているとのこと、参考になります。 当方も、仲を悪くしたいわけでは当然ありませんので良く考えます。一人よがりになりがちな判断に客観的な意見はとても助かります。 ご意見、ありがとうございました。