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学生相談の方法
私は今専門学校で進路指導の仕事をしています。 学校にいるわけではないので、普段から生徒と話すと言うことは全くなく、わりと事務作業のみです。 (それが不満なので、いずれ学校を変えるか何かしますが) たまーに学生相談に乗ることがありますが、校舎にいる先生のように生徒の普段の生活も分からないし、相談に乗ることも少なく、職歴も浅いので経験がありません。 他の先生方からこんな相談があるという話を聞くのですが、恋愛のことから、家庭の事情、進路のことまで幅広くあります。 そこでいろいろ学生相談はどのようにしたらいいのか全く分かりませんので投稿しました。 一般的な「聞き上手」のような本を読んだりはしているのですが、おすすめの雑誌や本、サイトなど何でも結構ですので、教えてください。
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質問者が選んだベストアンサー
良い聞き手とは、まず相手の言うことを全て正しいと受け入れることです。途中で、「でもね」「そういう見方もあるけど」「一理はあるけどね」などと口をはさまず、とりあえず全て話させる。 その時に、相手の言うことを適宜繰り返す。たとえば、「ああそうか、その言葉でキズついたんだね」「それをいいたかったわけね」「その一言が大事だと思ったんだ、君は」と、相手の言うことを確認するように同意していく。 すぐに適切なアドバイスを与えようと思うのはちょっと甘いです。プロでも難しいし、基本的にカウンセラーはアドバイスを与える人ではない。 相談者が自分で答を見付けられるよう導くのです。そう簡単に行くものではありません。 新聞の人生相談コーナーの答を参考にするのも一つの方法です。
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- suzuko
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お仕事に大変真摯なご姿勢、見習いたいと思います。 #1の方がおっしゃるように「経験」も大事ですね。また、それ以上に「情熱」と「謙虚さ」が求められる分野だと思います。判らない部分は即答せずに「経験者に聞いてから」その生徒に合わせた形で答えていくのでも良いのではないでしょうか? お勧めのノウハウや資格としては「学校心理士」でしょうか? 同僚の進路担当者も大学で受講しています。なかなか、辛そうですが・・・
補足
教師一人 対 生徒多数の場合(教科指導やHRなど)であれば「情熱」と「謙虚さ」は確かに必要ですよね。 私は英語科ですが、英語の楽しさをわかって欲しいという「情熱」と自分も英語を勉強しつづけなければという「謙虚さ」は必要だと思います。 これはあくまで私の個人的意見ですし、しかも今は進路指導なのでちょっと立場も違うんですが(苦笑) ただ、教育相談の場合は1対1ですので、教科指導とはまた違うのが難しいところです。 話しにきた生徒に対して必要な能力はよく聞くことかなと思っています。(そして今回はそのことについて質問しました) 解決策を求めているのか、ただ誰かに聞いてほしいのかによって対応は違ってくるとは思いますが…。 たとえば親の離婚を話に来た生徒に「経験者に聞く」と言うのはいつでもできることではないかなと思います。 というのは、いろんなケースがあるからです。 それに、私に相談に来ているなら私個人としてだけの考えでいいのなら言ってあげられるからです。 ですが、経験者の話をすることは有効だとは思います! 学校心理士のことを教えてくださってありがとうございます。 日々のなかでの相談なので、資格は必要ないのですがこのような勉強は役に立つと思うので、色々調べてみます。
- sirowan777
- ベストアンサー率14% (270/1906)
一般的に相談をうける側は人生経験が豊富でないとダメです。 経験がない場合は、疑似体験で補います。 それは書籍、映画、他者との会話です。 でも、疑似体験の限界はありますので注意してください。
補足
>一般的に相談をうける側は人生経験が豊富でないとダメです。 そのことは実際に先輩にも言われました。 教育実習の時にも感じていたので、留学したり、一般企業に就職したりもしました。 充分な時間とはいえないと思っていますが、ちょっとそこは割愛します。 また、書籍、映画、他者との会話というのも納得で、いろんなことを見たり聞いたりしてあらゆることに対して普段から自分の考えを持っていないと、生徒は急に来るので、瞬時の対応ができないと思っています。 本だけの知識に頼るわけではないのですが、知っておくことでよりよい対応や、話す側の心理について知っておきたいと思ったのです。 経験は前提でしょうけれど、技術も知りたいのです。
補足
>相手の言うことを全て正しいと受け入れること >相手の言うことを適宜繰り返す。 教育相談の研修会でも言われました…。自然な話の流れになるようにするのがなかなか私には難しいですね…。 >すぐに適切なアドバイスを与えようと思うのはちょっと甘いです。プロでも難しいし、基本的にカウンセラーはアドバイスを与える人ではない。 どきっとしました。確かにそうですね! あくまで私の考えだからね、と前置きして考えを言ってしまうのですがそれもだめかも知れませんね。 というのは、研修会で「学生は本当は自分で答えを持っている」と教わったのですが自分の場合を照らし合わせてみてもそうだなあと思い当たることがありました。 教師としてできることはよく生徒の話を聞くだけでなく >相談者が自分で答を見付けられるよう導く ってことですか!!なるほど!! >新聞の人生相談コーナーの答を参考にするのも一つの方法 人生相談コーナーというか、教育相談コーナーが読売新聞にあるのを発見しました。 うちは毎日新聞で10代の悩みに応えるコーナーがあったんですが、まだやっていたらこまめに読むようにします。 ありがとうございました。