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高分子の証明
実験で何を作ってもよいとのことだったので、ポリイミドを合成してみました。そこで疑問なのですがポリイミドが高分子であることを示すにはどうしたらよいのでしょうか。院生からは「ライターで炙ってみたら」との助言をもらいましたが、意味がわかりません。彼は耐熱性ということがいいたかったのでしょうか。
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まじめにやるならこれまでのご回答にありますように、質量スペクトルや凝固点降下、浸透圧などの測定が有効でしょう。 もっといい加減に、高校レベルの化学での解決を考えるなら、教科書に出てくるような、チンダル現象、ブラウン運動、半透膜による透析といったことが考えられると思います。 参考URLにポリスチレンのチンダル現象とブラウン運動に関する実験が記載されています。 ただ、ポリイミドを溶かすような適当な溶媒があるのかどうかに関しては、小生にはわかりませんが・・・
高分子の分子量を測定するためにはMSによる測定や粘度法、光散乱法、浸透圧法、超遠心法などなどいろいろあります。 先生に相談してやらせてもらってはいかがでしょうか?
- DexMachina
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分子量を測定すれば、高分子であるかどうかはわかるはずです。 自分で測ることができる、あるいは院生の方に測ってもらえるようなら、 MSにかけてもらいましょう。 それが無理な場合は、凝固点降下を利用してモル数を測定して 分子量を算出する、という手もあります。 「ライターで炙って」というのは、恐らく燃えるときの様子で推測がつく、 ということだと思いますが、「高分子であることの証明」にはなりません。 (試料が繊維の場合で、綿かナイロンかアクリル繊維か、といったことを 見分けるのには使えたと思いますが)
お礼
ライターの件、やっぱりそうですよね。私も意味がわかりませんでした。ありがとうございました。参考にさせていただきます!
お礼
丁寧な御回答ありがとうございます。参考にさせていただきますね!