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「起こし」と「戻し」を掴みにくい、というのはどういう意味?

車が好きな方に教えてほしいんですが、 「オークションでいいのは、起こしと戻しを掴みにくい事ぐらいでしょう」 という一文が、オークションで高級車を買おうと考えている人の質問に寄せられた回答の中にありました。 ずばり、どういう意味ですか? 起こし、戻しって? 何の? 車の運転は20年もしていますが、車の構造はさっぱりわからない私にも、理解出来たらありがたいです。

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回答No.2

 #1さんの書かれているとおり、「起こし」は大事故車を再生した車です。一時期流行った、2個1車なんかも含みます。  これは、査定時に事故暦をチェックするため、事故車は評価0か特記されているためです。(事故車に関しては、保証されるオークションも多いです)   「戻し」に関しては、距離メーターの改ざんの事ですが、これは車体番号をオークション会場間で共有する事で、査定した走行距離を登録しておき、次にオークション会場に流れたときに前回のメーター距離と照合して下回っていないかをチェックするものです。  そのため、前回より数キロでも伸びていれば問題無しになりますので、100%メーター戻しを防げるものではありません。  ちなみに、最近は車検時に車検証に走行距離を記載するようになりましたが、自分で車検を受けた時には(たまたまかもしれませんが)検査官に走行距離のチェックはされず、点検記録簿に記載の数値と申請用紙に記載の数値だけで登録されていました。これも、悪意があれば不実記載する事が可能と思いますので、100%信用できるものでは無いと思います。  信頼のおけないお店では、未だにメーター戻しをしているのかもしれませんが、オークションで手配した車であれば出品票及び落札(引渡し)票があるはずですので、これを見せてもらえればオークション査定時の走行距離については、確認する事ができます。  お店の下取入庫であれば、前オーナーに聞くくらいしか確認する術はないのですが・・・

noname#84897
質問者

お礼

詳しい説明をいただき、どうもありがとうございます。 2個1車っていうのは、ダメになった車ニ台から一台作りあげることだと推察しますが、そんなこと流行したんですか。危なそうですね。 以前、事故で大破した新車がオークションに10万円で出されているのを見かけ、こんなものよく売るよね~と家族で笑ったものですが、今でも需要としてはあるのかもしれないですね。(部品用のジャンク品と言うんですか) オークションで車を買うのは、履歴書付きの相手とお見合いするようなもの、でしょうか。ある程度信用は置けるが、必ずしも事実を記載しているとは限らない。

その他の回答 (3)

回答No.4

詳細は#3さんに回答いただいていますので、私に対するコメントで補足を・・・  事故で大破した新車が・・・という件に関しては、大半が部品取りで引き取られます。破損していない外装部品やドア、シート、メーター、オーディオなんかの内装部品は、パーツ単位の方が高値で取引されます。  私も、愛車が事故に遭った際に査定額3万円でしたが、アルミホイールやオーディオ、シート、スポイラーなんかをばら売りすると、数十万になりました。  2~3台の車を切り貼りして起こした車は、素人が見ても分かりにくいです。かなり以前に見たことがありますが、切断線をプレスラインにうまく隠しているので、ほとんど判断出来ません。  さらに、内装材やカーペットなんかで覆われてしまうと、乗っている分には分からないです。  走ると、モノコック構造の場合は強度が確保出来ていないので、犬走りをするとか、カーブで軋むとかの症状が出るそうです。

noname#84897
質問者

お礼

とても面白い話を聞かせていただいて、どうもありがとうございます。珍しい話で勉強になりました。そうなんですかーー。 切り貼りした車が実際に走ってるんですか、、、カーブで軋むぐらい平気だと思いますが(普通の車だって軋むし)、犬走りってどんなんだろう(がくんがくん?)。想像すると笑えますね。 それにしても、査定3万って、ひどい事故だったんですか。怪我は大丈夫でした? 上手にぶつけましたね(笑)、オーディオが無事ということは後ろが大破かな、とか妄想をたくましくしています。

  • kei_sap
  • ベストアンサー率27% (274/1011)
回答No.3

これは、私の回答文だと思いますので責任を持ってお答えします。 ほぼ回答されているようなので、現状をお知らせします。 現在の車は、ほとんどがデジタルの距離計になっているのはご存じかと思います。 アナログの頃はメーターをバラして戻していたので、バラした痕跡がかなりの確立で発見されていました。 しかし、今はノートパソコンと診断ポートに接続するコネクター、それにある種のソフトで簡単に戻せるようになってしまいました。 #2の方が回答している通り、チェック機構がオークションにはありますが、絶対では無いと言うことです。 例えば、3万キロでオークションから引っ張ってきた車を乗り回して6万キロになったとしても、4万キロ程度に戻してまたオークション に出品してもわからないと言うことです。 それから起こしですが、現在の高性能な板金ツールと熟練した職人技術を駆使すれば、新車同然にする事も不可能ではありません。 何せ、メーカーが使用している塗料・シール剤等はほぼ全て入手可能ですから。 完璧に修復したら、さすがの専門査定員もわからないでしょう。 但し、これらには莫大なコストがかかりますので、100万や200万の車でやられている可能性が非常に低いです。 (売買が安いので元が取れませんから) 高額車両だからこそ、このような不正が成り立つので書かせてもらいました。

noname#84897
質問者

お礼

きゃー、恐縮です、責任まで持っていただいて申し訳ないです、あなたの何気ない書き込みをきっかけに、私もいい勉強をさせてもらいました。ありがとうございます。 起こしという専門用語(?)は初めて聞きましたが、なんというか、コンパクトで便利な言葉ですね。 戻しと言うのはもう23年も昔に、義兄が私の目の前でやったのを見た事があります。私は免許もない頃で意味がわからなかったのですが、義兄としては自分の手先の器用さを自慢したかったんでしょうね。廃車寸前のボロ車だったから悪用目的ではなかったんですけど。

  • gsx-r
  • ベストアンサー率37% (107/286)
回答No.1

車の用語として「起こす」はスクラップ、あるいは事故車を修理再生することです。 「戻し」はおそらくメーター巻き戻しのことでしょうね。

noname#84897
質問者

お礼

なるほど! そうですか、分りました、納得しました。お答えありがとうございます。 事故車であることを隠したり、走行距離を誤摩化すことなんですね。 オークションにかけられる車は、いちおう検査官の厳しい審査を受けるから、そういう(大胆な)不正は出来ない、ということですね。 あまり信頼のおけない店からの中古車購入では、こういうリスクもあるということでしょうか。

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