• ベストアンサー

合同の証明について

pを素数とします。 1≦k≦p-2なら、a^kがpを法として1と 合同でない自然数aが存在することが分かって います。 このとき、{1,2,・・・p-1}と {ai |1≦i≦p-1}はmodpで集合として 一致することを示したいのですが、具体的な 証明方法は分かりません。 数字を入れていくつか確かめてみたのですが、 これをどう一般的に証明するのかが分かりま せん。 回答の方、よろしくお願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • yoikagari
  • ベストアンサー率50% (87/171)
回答No.1

背理法を用います もし、{a*i |1≦i≦p-1}はmod pで、{1,2,・・・、p-1}と一致しないと仮定して矛盾を導くのです。 もし、{a*i |1≦i≦p-1}がmod pでp-2個以下の値しかとらないと仮定します。…※ すると、{1,2,・・・、p-1}はp-1個の値がありますので、あるuとv(uとvは1≦u<v≦p-1となる自然数)が存在して、a*u≡a*v (mod p)となることがわかります。…※ (もし、※のような自然数uとvが存在しなければ、a、2*a、…、a*(p-1)はmod pで異なる値になるから、、{a*i |1≦i≦p-1}がmod pでp-1個の値をとることになります) aとpは互いに素だから、u≡v (mod p)となることがわかります。 ところが、1≦u<v≦p-1だから、u≡v (mod p)は 0<v-u<p-1なる整数v-uがpで割り切れることを意味し、不合理。 したがって、※の仮定は誤りで、{a*i |1≦i≦p-1}がmod pでp-1個の値を取ることが分かります。 したがって、 {a*i |1≦i≦p-1}がmod pで{1,2,…p-1}に含まれることを考慮すると、{a*i |1≦i≦p-1}がmod pで{1,2,…p-1}に一致することが示されます。

thamm
質問者

お礼

ありがとうございました。まさか、背理法を使うなんて思っていませんでした。また、aとpが互いに素だということにきづかなかったです。よくわかりました。本当にありがとうございました。

関連するQ&A