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連続体力学について
こんばんは。 現在、連続体力学を勉強して非線形有限要素法へと進んでいく道を歩んでいます。 しかしこの連続体力学というのが、今まで習っていた材料力学や弾性力学と大きく違い、戸惑っています。 連続体力学のわかりやすいイメージ像、またこれまでの力学との違いなどを比較できるように教えてくださると助かります。 宜しくお願いします。
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対象とする物体に関するモデル化の程度の差、と考えてはいかがでしょうか. はりに関して考えたとき、実用的に材料やら断面寸法やらを決めるだけであれば、線材置換して応力を計算し強度設計ができれば事足ります. しかし、はりの内部でどのような力やひずみが生じているのかを正確に知るためには連続体としてモデル化して一歩踏み込んだ解析が必要になります. 例えば支点の取扱いについても、線材置換モデルであればピン支点ローラー支点といった程度のモデルで充分なわけですが、連続体モデルとなると部材断面に対してどのような位置になにが取り付くのかによって(支点の極近い範囲では)内部応力が全く違ってきます.ちなみに支点から十分離れた位置では、線材置換モデルでも連続体モデルでも充分な精度で応力とひずみを計算することが可能です. どこまで調べようとするのか?による違いともいえるのかも知れません. とはいえ、単純モデルに出来ない場合は連続体として解くしかありませんが...
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- N64
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京大流体物理学研究室の講義ノートの最初の、 はじめに、連続体力学とは、が参考になります。 でも、なぜ、インターネットで検索しなかったのですか? http://www-kyoryu.scphys.kyoto-u.ac.jp/~toh/
お礼
回答ありがとうございます。 ご指摘の件ですが、もちろんネットや本で調べましたし、ここのサイトも既に参考にしております。 どなたかもっとイメージしやすいように教えてくれないかと、また同じ悩みを持っていた方のアドバイスを聞けるのではないかと、そう思ったのでここに質問させて頂いたまでです。 ありがとうございました。
お礼
アドバイスありがとうございます。 モデル化の程度の差ですか。なるほど。 >どのような位置になにが取り付くのかによって(支点の極近い範囲では)内部応力が全く違ってきます なるほどという感じです。 部材内部に配置された点それぞれを詳しく解析するために使われて、それが非線形有限要素法に応用されているということですかね。 少し頭の中を整理できたような気がします。 ありがとうございます。