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マイケルソン干渉計の疑問
レーザー光源から光が出て、ハーフミラーで二つに分かれて のちに又、全反射鏡にあたって、光がはねかえってきます。光が跳ね返って、中にはレーザー光源に向かう光があると思います。 Q.これは、この実験において問題はないのでしょうか? エネルギーがぶつかり合い、光が弱まるなんてことはあるのでしょうか? どなたか教えてください
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エネルギーがぶつかり合うことはないです。波なので干渉するだけです。 ただ、レーザー共振器に同じ波長のレーザー光が入ると共振器内のモードが変わってしまい、レーザーが不安定になると思います。
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noname#17230
回答No.1
> エネルギーがぶつかり合い、光が弱まるなんてことはあるのでしょうか? マイケルソン干渉計では(ハーフミラー・固定鏡・可動鏡のロスを無視すれば)複素振幅的に言えば、光源から来た光の半分が出射側へ出ていき、半分は常に光源側へ戻っています。 ただしエネルギー的には、固定鏡の往復光路と可動鏡の往復光路の光路差が波長の整数倍の時には2光束の干渉により出射側へ出ていく光は強くなり、逆にその分だけ光源側へ出ていく光は弱くなります。 これら2光束間の光路差が波長の整数倍+1/2の時には、今度は出射側へ出ていく光は弱くなり、その分だけ光源側へ戻る光が強くなります。 このようにしてマイケルソン干渉計では、常に"エネルギー保存の法則"が成り立っています。 > これは、この実験において問題はないのでしょうか? レーザの出射口に直接戻り光が戻ってしまうのは良くないでしょうね。