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光の反射と偏光回転

光の反射で偏光回転は起こるのでしょうか? 実験で1064nmレーザ光の第2高調波(532nm)を、 ダイクロイックミラー(45度)で4回反射しています。 その結果532nmの光が少し楕円偏光(偏光比40:1)となっており原因がわかりません。 ダイクロイックミラーの反射によって、 λ/4波長板のような偏光回転が起きていると推測しています。 この原因についてアドバイスをお願いいたします。

みんなの回答

  • trytobe
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回答No.1

λ/4波長板が、水平方向・垂直方向での屈折率の違いによって、透過光の位相をλ/4ずらすことで、直線偏光を円偏光にすることと同様に考えたら良いかと思います。 そもそも非線形な光学特性で生み出した第二高調波が、偏光板を透過させて直線偏光の状態で二色性の特定波長を透過し特定波長を反射するミラーに入射したとき、 ・そのミラーに垂直に入射する成分と水平に入射する成分で屈折率が異なったら、光路長の違いが生じて位相がずれる ・そのミラーに垂直に入射する成分と水平に入射する成分で入射角度が異なったら、光路長の違いが生じて位相がずれる ・そのミラーに入射する成分に、波長の異なる2つの光(1064nmと第二高調波532nm)が入射したら、屈折率の波長依存性の違いが生じて位相がずれる ということが起きるのです。

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質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 水平、垂直成分で屈折率が異なるということは、 ダイクロイックミラーの誘電体材料に複屈折性があるということでしょうか? ダイクロミラーはアモルファス状の SiO2等が付いていると思いますが、複屈折があるのでしょうか? 位相差で偏光が回転することもわかります。 複屈折や屈折率分散は、第2高調波発生の位相整合で使われていますね。 重ねて質問になってしまい恐縮ですが、お教え下さい。

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