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ガラス容器にアルカリ水溶液をいれない訳

基本的なことなのですが訳がわかりません。 アルカリをいれて置くと、スリが固着するという話はよく聞きますがなぜなのでしょう?確かに、アルカリ水溶液はプラスチック容器に保存するように言われていますが、決定的な理由がわかりません。ガラスが白くなるのも何か関係しているのでしょうか? 誰か教えてください。

みんなの回答

  • yumityan
  • ベストアンサー率60% (132/220)
回答No.3

こんばんは 濃厚なアルカリ溶液(実際には水酸化ナトリウムや水酸化カリウムなどの強塩基性水酸化物だけですが)空気中の炭酸ガスを吸収します。濃厚な水酸化物は粘度も高く、ガラス溶液の「へり」に残留しやすく、ガラス製のふたをすると、空気中の炭酸を吸収し炭酸塩を形成し膨張することから、固着の原因となります。 ガラスには色々な種類があり、一概には言えませんが、アルカリや熱水に侵されます。ガラスの主成分である珪酸ナトリウムが侵されるためです。 余談ですが、ガラスを粉砕し、煮沸するとpHが高くなります。同じ水でもペットボトルに入っている水とガラス容器に入っている水では、珪酸の濃度が後者の方が高いことが確かめられています。ガラス製のポットを長く使うとシリカなどが溶出するため、ガラスが雲母状になって穴があきます。ボルネオ島などで採掘されているボーキサイトは、珪酸アルミニウム等の鉱物が熱帯地方の暖かくて大量の雨が珪酸を徐々に溶出してできると言われています。

  • ADEMU
  • ベストアンサー率31% (726/2280)
回答No.2

ずばりアルカリはガラスを侵すからです。

参考URL:
http://www.portnet.ne.jp/~hotei/link35.htm
  • kumanoyu
  • ベストアンサー率41% (156/380)
回答No.1

ガラスがアルカリ性で溶けるからです。ガラスが白くなることもスリがくっつくのもそのためです。  水酸化ナトリウムの濃厚水溶液を溶媒に用いて、ナスフラスコで100℃ぐらいに加熱する反応をおこなうと、フラスコの底がすりガラスのようになってしまいます。 化学工業のプラントでは酸性条件の反応にはGL(グラスライニング)の釜を、アルカリ性条件の反応にはSUS(ステンレス)の釜を用います。

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