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対米債権について
日本の対米債権は膨大なものだそうですが、次の3点お伺いします ●その金額はいかほどですか ●アメリカはドルが無くて払えないのですか、それとも払う意思がないのですか、それとも日本が貸しておくほうが得だから貸しておくのですか。 いずれにせよその訳を教えてください ●それから債権者は個人とか法人とか、とにかく国以外の人、組織ですか。 もし法人でしたら、その会社の貸借対照表に記載されていますか 以前、石原東京都知事がアメリカにその借金を早く返せと要求すれば良いんだといっていたような気がします。
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日本の対米債権であれば、大雑把に a) 日本政府・日銀の対米資産(外貨準備など) b) 日本企業の対米債権(子会社含む) c) 日本人の個人資産 の三つに分けられると思います。 a)に関しては額が公表されていないので推定でしかないですが、700兆円ほど残高があり、大部分を米国短期債で所有していると言われています。したがって、ざっくりと7割程度として約500兆円ほどになります。なぜ米短期債かと言えば、それぞれ判断は分かれるかも知れませんが、リスクと利率を考えた場合、最良の債権(少なくとも数年前までは文句なしにそうであった)だからです。 b)については、日本銀行の直接投資・証券投資統計から数値を引けば、16年度末で約46兆円ほどになります。こういったことは、額が小さいものでなければ、例えば上場企業であれば有価証券報告書に記載されています。 c)については分かりませんが、総額でも兆の位には届かないと思います。 c)については兎も角、a)やb)については、貸してある方が得だから貸してあるというより、必要だからそうなっているのです。 例えば、米国債を売り払うことは出来るでしょうが、外貨準備をなくすことは出来ないので、出来たとしてもユーロ債とか別のものになるだけです。 企業にしても同じで、海外進出した方が儲かるから海外進出をしているのです。
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2についてのみですが、日本政府は国債の担保を持っていません。 通常は金を保有しているらしいです。 その代わりに米国の債権(国債)を購入し担保としている様です。
お礼
有難うございました 勉強になりました
お礼
有難うございます こうした問題は複雑多岐ですから全てこうしたサイトで知るなどということは論外なことは承知しておりますが、それでも大雑把なところは理解させて頂き感謝申し上げます。 参考サイトもご紹介賜り重ねてお礼申し上げます。