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真空管は今でも現役?
真空管はレトロな用途以外に、無くてはならないものですか?今では他の部品ですべて代用できるのでしょうか?真空管が必須な機械などを紹介してください。
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かつて、500Wの出力のHF無線設備を整備していた時は、板局管と言う真空管でした。 外見は鉄の筒のようで、昔のようにガラスではなくなっていました。 それと、SHFと言う、UHF帯の上の周波数で、多重無線設備の場合、まだマグネトロンを使っていて、 笑われた事があります。 「電子レンジと同じだぞ。まだ使ってるの!?」 こんな感じでした。 これは、巨大なカタツムリのような形をしていて、 針式の腕時計を近付けると止まってしまう程の磁力を持っています。 これも出力500Wで、2基あり、停電の場合も補助バッテリで時間を稼いでいる間に発電機を回して24時間運用出来るようになっていました。 急に停止させると破損するので、ゆっくり手順を踏んで停止させねばなりません。 緊急停止させる場合は、人間の生命に関わる場合です。 真空管を使う理由は、大出力や高温、高熱に耐えられるICが出来ないのが原因でした。 現在では、大出力真空管は、他の方式にかわりつつあるのだそうです。 専門家さんの回答に期待して下さい。
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- endlessriver
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ほとんど半導体に置き換わりましたね。ただし、大電力、高周波の分野ではまだまだ頑張っているはず。レトロな用途とはいえないと思います。 #6さん板極管ですか、なつかしいですね。 1.クライストロン 高エネルギー加速器 核融合研究実験装置 医療用加速器 航空路監視レーダー 空港監視レーダー 工業用マイクロ波加熱装置 2.進行波管 通信増幅器用途 3.送信管(小型真空管のでかいやつ) 工業用高周波加熱、放送用(殆どなくなったはず)
- imoriimori
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真空管のいろいろは大体出尽くしたようですが、少し追加を思いつきました。 テレビカメラの撮像管。かなりのところ半導体形(CCDカメラ)に置き換わっているかもしれませんが、夜景撮影などの高感度カメラなんかは撮像管でしょう。 #1様がX線管を書かれましたが、その関連で言うと、X線カメラも真空管です。胃のX線検診を受けるときなど、イメージインテンシファイアという真空管で体を通ったX線を画像にしています。最新技術の半導体形X線カメラに一部置き換わりつつありますが、まだ大部分イメージインテンシファイアです。 光電子増倍管。小柴さんのニュートリノ実験(ノーベル賞)で活躍したやつ。要するに超高感度の光センサーです。光センサーもかなりのところが半導体(フォトダイオードとか)のほうが優れている場面もありますが、超極微弱光の検出となると光電子増倍管に代わるものはまだありません。 おっとこれは#7様が書いてらっしゃった。(#7様へ:カミオカンデです。)
- jedimaster
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オーディオの世界でも真空管でなければダメという人がいます。 ウォームな音がする真空管アンプの魅力は捨てがたいものがあります。 まあ、アンプの場合、Solid Stateでもそれなりに良いものがありますが、 人による好みの問題で、なくてはならない人(決して少数ではありません) にはなくてはならないものです。
広義の真空管として ネオン管その他特殊電球(クリスマスの飾りに良く使われますので見つけてください)・フラッシュ等 サイクロトロン等の加速器 中空陰極管(原子吸光分析)・ホトマル(光電子倍増管.かみおかぞんで?。音で覚えているので..)・D2ランプ.水銀ランプ(特殊電球の一種になってしまいますが.特定の波長の光を必要とする場合です) レーザー発信機(半導体では出力が弱いとの事) 真空計(放電するときの色で真空度を見ます) X線受光器(現物の写真しかみたことがありません)
- Massy57
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まじめな答え マイクロ波でつかわれるマグネトロンなどはソリッドステート化まだ出来ないようですね。高周波&高出力領域ではまだ真空管のようですね。真空の中に電子線を引き出して使うものを真空管というと電子顕微鏡なんかも真空管でしょうか。真空アーク炉なんかも真空管? ガスが入っていても可となれば、白熱電灯も真空管(あれ、白熱電灯のなかのガス圧ってどのくらいかな 対流によってフィラメントの蒸発成分を口がね部分にトラップするとのことだから案外減圧になっていないかも)?。 真空管の定義が必要ですね。
お礼
そうですね。「ソリッドステート化」とおっしゃったのでグーグルしてみました。そして思ったのですが、半導体素子になれば小さくなり、壊れにくい。わざわざ大きい装置がいらなくなる。電気のon-offや増幅には真空管は必要ない。でも電磁波を発生するためには必要(不可欠?)。 逆から考えて、電磁波を発生するための方法論、という点からなら、1)放射性元素を利用する 2)真空管を利用意する 以外の方法というのが私にはわかりません。
- mac_res
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プラズマディスプレーも真空管ですね。
- ekuko_ecch
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蛍光灯
- 8086
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ブラウン管も真空管の一種です。
- silpheed7
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X線を発生させる医療機器(のX線管球) CTとか一般の撮影装置とか。
お礼
皆さん回答ありがとうございます! 蛍光灯も真空管ですか!なるほど。 密度の低い希ガスだった気ガスる。 あれも真空に含めるんですか。 真空の定義の問題になるのかも。 X線を発生させる装置も真空管なんですか。 レントゲンの実験を思い出しました。 そういえばあれも真空管だったんですかね。 陰極管も真空管だったんですか。 真空、あるいは真空に近い状態を作るのはそれなりの理由があるんでしょうね。 もっと知れば面白そうです。
お礼
皆さんありがとうごっす! 真空管は今でも使われている、不可欠なものなのだということがおかげで理解できました。 「大出力や高温、高熱に耐えられる」半導体素子が現状では賄いきれないので仕方なく使っているというところなんでしょう。将来はもっと真空管が見られなくなる傾向でしょう。