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大陸からの民間人引き揚げ
山岡荘八の「小説太平洋戦争」を読むと、先の大戦で日本の民間人が被った最も悲惨な受難は、広島でも東京大空襲でもなく、解体直後の満州のようですね?沖縄戦や南方の戦いも、まだ紳士的な米兵が相手なら、集団自決する必要はなかったのではと思うぐらいです。 私は日本人の歴史として太平洋戦争に興味があり、いろいろ本を読みあさっています。つきましては、満州や関東州、朝鮮半島からの引き揚げについて、他に参考になるような本はありませんでしょうか。
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かつて大ベストセラーになった体験記に、藤原てい(新田次郎夫人)の「流れる星は生きている」 最近の小説では、映画にもなった、なかにし礼の「赤い月」 有名なので、既知かもしれませんが・・・
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- buchi-dog
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敗戦時にソ連軍侵攻地域にいた日本人は、筆舌に尽くせない惨禍に遭いました。日本人を襲った空前絶後の悲劇と言えましょう。 絶版の本ですが、下記を推薦します。図書館で探してみて下さい。 戦後引揚げの記録 http://www.7andy.jp/books/detail?accd=19626922 未読ですが、下記の本は参考になると思われます。まだ購入可能のようです。 満州=修羅の群れ 満蒙開拓団難民の記録 http://www.7andy.jp/books/detail?accd=00699646
お礼
ぜひぜひ探してみます。 満蒙開拓団の話は別の本で読んだことがありました。 当時の日本の農村や産業界も、不況や凶作続きで 外地に活路を見出すしかなかったとか。 世界中がそんな時代だったとはいえ、徴兵で抑留された 兵隊さんにせよ、不幸としか言えませんよね。 貴重な本のご紹介をありがとうございます。
補足
回答くださったみなさま、 教えていただいた書名を検索してみましたが、 どれも地元図書館にあるようでした。 どうもありがとうございました。
- 123garia
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下記のリンクに満州引き揚げのサイトは掲載されております。 ご参考になれば幸いです。 小説ならば山崎豊子の大地の子が思い浮かびますが、引き揚げられなかった人の話ですね。 個人的には終戦間際になって参戦してきたソ連に抑留された日本人が一番悲惨だと思いますが。 8月15日で終わったことになっているのが悲しいですね。 それ以降も戦い続けて60万人が抑留されたのですが。 著名な抑留者としては、水原茂(巨人監督)三波春男(歌手)宇野宗佑(総理大臣)がいます。 舞鶴港で抑留された息子の帰りを待つ母を歌った「岸壁の母」もヒットしました。
お礼
教えてくださったページは、とても充実したサイトのようですね。山崎豊子さんの小説もぜひ探してみます。 また、そんな有名な人たちも抑留軍人だとは存じませんでした。(ただ、私の極めて浅い知識なのですが、抑留で済めば命があるだけまだましというのが実感です。非戦闘員の女・子どもはどうなったんでしょう。ごめんなさい) 当時の方々のご苦労や悲しみを思うと、どんな理由だろうと、戦争や他国への干渉は二度とすべきではありませんね。 たいへん貴重な話を聞かせていただきました。
お礼
いえ、どちらも存じませんでした。 ぜひ読んでみます。 ご親切にリンク先まで紹介いただいて感謝いたします。