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名義を変えてしまった財産について
祖父の姉のことなのですが、彼女は千葉の田舎にある開発予定地に住んでいます。 その家は昔は旅館だったので、比較的大きいのですが、近年開発計画があり、隣人などは他の場所へ 越していきました。 彼女は80近い年齢なので、家を建てるのももったいないので、施設に行くことになりました。 現在住んでいる家は公団が買い取ることになっていました。 そこで問題なのですが、彼女の夫が他界したときに名義を孫にしてしまいました。 公団から支払われる金額は、その孫の口座に行ってしまうそうです。 昔のしきたり(?)で、名義を孫にしてしまったということですが、孫は当然、すべて自分のものにな ると思っているのですが、本人と親戚一同、本人に返せと言っています。当然、その孫は聞く耳を持ちません。 法律的には、彼女は遺産放棄し、孫に譲ったことになるのでしょうが、彼女も親戚一同も悔しくてなりません。 どうにかならないでしょうか? どなたかお知恵を拝借したいと思います。 大変お手数ですが、宜しくお願い致します。
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- mikky777
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「孫に対する負担の申し入れ」は「御願いの領域」ではありません。 直系血族及び兄弟姉妹には、互いに扶養義務があります(民法877条1項)。孫には、祖母を扶養する義務があるのです。 そして、扶養義務者が数人有る場合には、当事者が協議によって定め、協議が整わない場合は家庭裁判所が定めます(同878条)。 したがって、No3さんが言われているように、家庭裁判所に審判を申し立てられたら良いでしょう。 孫が遺産をもらっている以上、「孫が扶養せよ」との審判が下る可能性は高いと思います。
- koala0305
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前の回答者さんたちも書いていらっしゃるように孫の名義になった=孫の所有物ですから、売却した代金が孫のところに行くのは当然ですよね。祖父の妹という人もまだ80歳前ということですから、相続があったのは、この10~20年以内のことだろうと思います。その時代に孫名義にしたというのは、今更言っても仕方ないですが、考えが足りなかったというか・・・ ただ、祖父の妹という人が生活に困っているのなら、孫に扶養させるべく家庭裁判所に家事審判を申し立てることはできます。他の家族の状況等にもよりますが、認められる可能性はあると思います。
なんとなくお気持ちはわかりますが・・・。 >彼女(A)の夫が他界したときに名義を孫(B)にしてしまいました。 →何故ですか?当時の相続人である配偶者(A)の同意もなく勝手な事はできないでしょうに。恐らく相続人皆が納得でした事でしょう。ということは、孫(B)に権利があるというのがもっともな見方でしょう。 何故、孫(B)に権利がないのでしょうか?孫(B)に権利がないという理由とその証拠はあるのでしょうか、騙されたわけでもなく、本人(A)が納得してした事を覆すのは難しいように思います。 確かに、年齢的に彼女(A)のことも経済的・体力的にも心配です。孫(B)とよく話し合ったらいかがでしょうか。 民法上、扶養義務というのもあります。 >昔のしきたり(?) →そういうのは聞いた事がないのですが・・・。 事案の詳細はわかりませんが、場合によっては専門家の相談を受けてみてはいかがでしょう。無事解決される事をお祈ります。
お礼
ありがとうございます。やはり何もしないより、専門家に相談したほうが良さそうですね。
- mahopie
- ベストアンサー率64% (563/872)
地方での「家・一族」の意識と現在の法体系の根拠である個人主義とのギャップが背景にあるのだろうと推測しますが、書かれている情報からだけ言えば、孫の名義になっている資産の売却代金は当然に孫の元に行くというそれだけでのことで、親戚の誰であろうとそれを中止したり、条件を付与したりすることはできないというのが結論です。 その上で、一族から孫への要請事項として、「祖父の姉」と言う方の今後の生活が確保される為に、「金銭いくら」とか「施設への入居にかかる費用」とかいう形で孫に対する負担を申し入れするしか手段はないよう思いますが、これもお願いの領域でしかないでしょう。 孫名義になってからの固定資産税の負担が現実にはどうだったか、しきたりと言われる部分が具体的にどうであったのか、とか孫の親の意向はとかの情報不足の点はありますが、問題の所在は相続のタイミングで孫名義にしたことにあることは事実です。その時点での相続関係者全てが合意したからできた手続ですから、実際に換金されるタイミングになってその時の本当の気持ちはこんなつもりではなかった、といっても今更には撤回できないでしょう。
お礼
早速のお答え、ありがとうございます。やはり、それをしてしまった本人に責任があるのですね。残念です。
お礼
ありがとうございます。扶養についてですが、彼女は孫の家では孫の嫁などとうまくいかないし、施設に行くと言っています。 せめて、その施設代を支払わせるしか対抗策がないということでしょうが、なんとも残念です。