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日本文学における「近代」について考察せよと・・・・
課題が出て自分は二葉亭四迷の『浮雲』と森鴎外の『舞姫』2作品から自分なりの考えを書いたのですが、「努力はうかがえるが間違っている」、と一蹴されてしまいました。正直、国会図書館などへ行ってもどんな資料を見たらいいのかわかりません。日本文学における「近代」とはこういうものだ、又は、このような資料を見てみては?という考えや資料があればぜひ教えてください。お願い致します。
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質問者が選んだベストアンサー
自信はないのですが参考になるようでしたら読んでみてください。 日本文学における「近代」についてはNO2の方がおっしゃるように多種多様な答えがあり正解はないように私も思います。 ただ、一般的に近代日本文学とは、NO1の方がおっしゃっているように坪内逍遥が言文一致を提唱し言文一致運動が広まったり、「小説神髄」(文芸評論の本です)であるがままの人間の姿を書くべきと心理的写実主義を主張して自ら「当世書生気質」で実践して見せた所がスタートだとおもいます(ただ、戯曲風味が残っていたので完全に初の近代日本文学は「浮雲」になります) そして逍遥の「小説神髄」に刺激は受けたものの方向性の違っていた二葉亭四迷は「小説総論」(こちらも文芸評論です)に逍遥とは違う自らの方向性を示し「浮雲」をかいた。「浮雲」はご存知とはおもいますが未完に終わっています。 以上のことををふまえると2人の文芸評論書である「小説神髄」と「小説総論」の違い、また小説である「当世書生気質」(ただ、上にも書きましたが近代日本小説としていいのかな?ともおもいます。)「浮雲」を比較し違いなどを考察し発展させていくのがいいかな~と思ったんですけどここまで書いた所で質問者さまの意図が日本の文学自体における近代なのか日本文学に書かれている近代の様子についての考察なのかわからなくなりました。 前者でしたら適切ですが後者でしたらまったく的外れなことを書いてしまったのでながしてください・・・ でも、私も自分の経験上、教授の考えにより答えの好みが違ってきちゃったりして授業内容とあまりにも異なるレポートよりも授業で取り上げられた作品をテーマにして授業内容に沿ったものの方が授業を聞いていたことも示せるし教授の意見に沿うことになるのでOKがもらいやすいです。こういうやり方が嫌いだったらゴメンナサイ。 では、レポートがんばってください。あと、私の書いたものはあまり信用せずぜひ調べなおしてください。自分の学生時代の記憶だけで書いたので・・・
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- ZeroFight
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大学の授業という前提で書きますと、〈日本文学における「近代」〉には、多種多様な答えがあります。参考文献も、立場によって、多種多様です。 自分独自の考えを持つのは大事なことですが、まだ勉強中なんですから、まず、授業に沿った考え方をしてみたらどうでしょう。その先生の考える通りに考え続ける必要はありませんが、一つの立場をきちんと理解しておけば、別の立場が簡単に理解できるようになりますし、立場と立場の関係も分かってきます。 そうした基礎がない内に、多種多様な説を読み齧ると、ワケが分からなくなります。一年間の授業を取ったのですから、気にいらなくても、その先生の授業をよく理解するのが、一番の早道です。授業をろくに理解せずに、文献のジャングルの中に入っていったら、道に迷うだけです。 それから、国会図書館は、こういう初歩的な問題を、調べに行くところではありません。学校の図書館で、十分、用が足りるはずです。学校にある本を読むために、一日潰すことになりますよ。
お礼
貴重なご意見ありがとうございます。他の方の意見を求めるわけですから自分なりに行き当たるまでと考えていたのですが、その考え自体が甘えだったようです。もう一度やり直してみます!ありがとうございました。
- te12889
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坪内逍遥・・・。 文学で、明治に入ってからの時代で、真っ先に名前の挙がるのがこの人ではないでしょうか。 (昔、日本史の時間で、「この人が口語体の小説を最初に書いた。」みたいなことを習ったような・・・?)
お礼
ありがとうございます。今の自分の状況では材料を提供していただいただけで感謝感謝です!助かりました。
お礼
すごく参考になりました!質問の仕方があいまいだったようで申し訳ありませんでした。坪内逍遥を中心に調べてみようかなと思います。その中で教授の考えと一致するものがあれば最高なのですが(笑)本当に助かりました、ありがとうございます!