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原子力発電所で働く方法
原発の作業員に就労するには、どのような方法があるのでしょうか? 被爆の危険性(というか、実際に被爆するのでしょうけど・・・。)があり、非常に高給であると聞きました。 就労の方法や実際の賃金などをご存知の方がいらっしゃったら、ご助言いただきたいと思います。
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こんにちはm(__)m 作業員と言う事は修繕工事での就労ですね? 原子力発電所は元請け(東芝や日立など)と 下請け(地元の業者や全国区の業者”IHI”など)と 孫請け(地元業者)になります 当然”東芝”や”日立”など元請けに就業するなら その企業に就職しその技術部門に配属されなくてはいけません これは下請け業者でも同じ事です 仕事の内容も定期修繕(定修)時の一時就労(一時入札契約)や 一般修繕(通年修繕)の2種類があり 常に働く事を考えると”一般修繕”での就職(契約)になるでしょう やはり工事は”溶接(電気屋)”や”塗装(ペンキ屋)”などなど 職人の世界ですので それらの知識や技術を習得する必要もあります はっきり言って職人レベルだと他の就労形態と比較し 1.5倍程度しか高くありません 当然”被ばく”の可能性がある区域に作業で入る場合を除けば 一般工事と何ら変わりない金額になります ”A”区域”B”区域”C区域”と3つのセクションに分かれ A→B→Cになる程危険性は高くなります 以前(10年程前)は一般工事と比較して2倍や3倍なんて 当たり前の世界でしたが 不景気の現在2倍を切り1.5倍程度に落ち着いています (末端の支払い金額) 私も何度か”検査施工管理業務”で第一福島原発と第二福島原発に携わった事がありますが 10年前では”\50,000円/日”でした (休みが無いので月間150万円です) 今は半額ですよ 一応施工管理という責任がある業務だったので このような値段で契約出来ましたが 末端の職人さんは\20,000円は確実に切るでしょう (技術によって1.5万円~2万円程度) 特にペーペーの新人さんなら一般工事と変わらない筈です まず原子力発電所がある地域で 定期修繕は必ず1年に何度かありますので そこに関わっている業者さんに職人として就職(契約)する方法が一番早いでしょう (福島なら”双葉町”や”広野町”ですね) 原発は非常に厳しい就労規則があります 24時間以内(一日)の間に8時間以上放射線を浴びてはいけない 物品の持ち出し完全禁止 (中にあるモノは放射線を受けているので最終的には 放射線廃棄物として処理する) 就労時には病院の検査を受け(電離診断含む) 更に入構時に原子力発電所側の施設で更に健康診断があり 工事終了時で最終的にどの程度の被ばくをしたか ”放射線手帳”に書き込み発行されます (これは全国どこの原発でも共通) 私は仕事なので声が掛かったら行きますが わざわざ原子力発電所で働く意味は余り無いと思いますよ 技術や経験があり即戦力になるなら話は変わってきますけどね
その他の回答 (2)
発電所で働く方々は建設労働者です。 主として何年に1回行われる定期点検工事に従事を希望されているのだと思います。 全体の工事を請け負ったメーカ、工事受注の元請企業、関連企業他沢山の人数、職種の方が働いています。 nazokunさんは単なる作業員として働くならば原発独特の作業基本があります。 もちろん、このような事は元請さんで教育訓練をしてくれると思います。 関連企業→協力関連会社に入ってOKをもらえたら作業に就くことができると思います。 私は中身は知りませんが遠くて久しい「原発ジプシー」と言う言葉がありました。 高賃金=高リスクですね。
お礼
ご紹介のHP、見てきました。 やはり被爆の実態は、恐ろしいですね。 アドバイスをいただきまして、ありがとうございました。
友人に聞いた話だと、月給21万前後ですね。 並みのサラリーマンと同じくらいの賃金ですね;;
お礼
早速のご返答、ありがとうございます。 その程度では、命をかける価値はなさそうですね。
お礼
ご丁寧なご回答をいただきまして、ありがとうございます。 こういう危険作業にも、”リストラ”というか、不況対策のような現実があるのですね。 大変参考になりました。