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原子力発電について
原子力発電について 原子力発電についてどのように考えますか?エネルギーの安定供給という面からすると必要だと思います。しかし、原発の廃炉処理や廃棄物処理など問題が全く無いとは言えません。地震大国である日本において原発を乱立させるというのも心配ではあります。危険性が0で無いから原発を僻地に作るのですよね。現状原子力は大きな問題を抱えてはいるが、それに頼らざるを得ない状況にあり、問題は先送りあるいは将来の技術革新に期待する、というのが個人的な原子力発電に対するイメージなのですが間違っているでしょうか?原子力関係は知識があまり無いため電力会社などで原子力計画に携わる方の意見をお聞きしたいです。
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先に言っておきますが原子力を使う理由は2つ以上あります。 1つ目は代替エネルギー 前の人が言っていた火力の方が省エネという話は初耳です。ちなみにウラン1粒(豆ぐらいの大きさ)で一つの家半年分です。 石油をこのペースで使い新たに油田が発見されなければ40年でなくなります。原子力は再利用が可能になれば100年使用可能です。 2つ目は安定性 日本は中東から石油を輸入しています。天然ガスは東南アジアから輸入しています。今の段階では石油が主流です。もし中東で戦争が起きて石油が手に入らなければ日本の電力は賄いきれません。そのため日本では火力原子力水力の三種類の発電を行い安定した発電を行いっています。用は火力が急に動かなくなっても停電しないみたいな感じです。 私の考えで言わせてもらいます。原子力ではワンミス新聞です。原子力は火力の10倍以上神経質です。簡単なミスでもすぐに工事が止まってしまうほどです。 日本の原子力発電の安全装置は異常なまでに働きます。放射能漏れはほぼないのでは??交通事故の方が多い。確実に。 ちなみに原子力発電所で仕事中に被ばくする放射能よりも病院で使うレントゲンの方がやばいです。知っている人ならどちらかというとレントゲンを嫌います。(人によるけどね)
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7のコメントに回答いたします。 1のコメントのリンクのブログには、さらにリンクが張ってあり「火力発電と原子力発電の効率の比較」もされています。 7の解答者はリンクを追う能力が皆無なようなので下記にリンク内リンクも貼っておきます。 他人のコメントに解答する前は、よく勉強しないとだめだよ。>7
- gigamax2
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こんばんは。関係者ではありませんが核心を述べるつもりです。 日本の電力供給に関するシステムをご存知でしょうか。単純に原油を買って電気を生産して課金する・・・じゃないのです。原発や核燃料リサイクルに関する開発・投資も含めた予算ありきの料金設定となる事をまず知った方が良いです。 さて、日本の電力は化石燃料が大きな比重となっていますが、風力や水力、太陽光、原子力を含め多角化こそしてはいますが、いかんせん化石燃料の不安定要素はかつての石油ショックで痛い目を見ているのはご存知でしょう。 そんな中で安定供給に向けて原子力に注目が集まるのは必然なのですが、この廃棄物がとても厄介で手に負えないネガティブな部分の認知努力はされていません。もっと深刻なのが核分裂による物質的な害のほかに波動として及ぼす害は科学者に認識すらされていません。地球自体が核分裂に対していかにナーバスなのかは今後明らかになるでしょうが・・・。 原発に関与する関係者は安全・クリーン・リサイクル性をうたい文句に、それ以上のネガティブな要因を隠蔽すらしています。安全に問題が無いのなら電力供給に対し送電ロスを考えれば大都市の近くに建設してはいけない理由など無いのですが・・・。 世界的に見て電力供給に関しては、かつて化石燃料で儲かった財閥(ロックフェラーなど)の意図は今や原子力に向いてきています。これは化石燃料の将来性を鑑みての動きですが、メキシコの海底原油漏洩事故など人為的であり言葉を変えれば原発推進に世界が目を向ける為の計画された事故とも言われています。 CO2による地球温暖化や資源の枯渇諸々、マスコミなどで流布されている情報は操作さえされていることを知った方が良いです(アル・ゴア氏の不都合な真実もその一つです)。原子力に頼らなければならない今の生活を見直す政策の政治家は、極一部を除いて皆無ですが、我々国民レベルで反原発の啓蒙と生活の有り方を見直す努力は必要と存じます。 この意見に関しての反論は多々あるものと重々承知していますが、これが真実なのです。知ろうとしない人間や自分の生活水準を壊したくない立場の人には尚更だと思いますが・・・。この質問を期にご一考くだされば幸いです。
- at9_am
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> 問題は先送りあるいは将来の技術革新に期待する、というのが個人的な原子力発電に対するイメージなのですが間違っているでしょうか? というよりも、当面の電力需要は賄えており、CO2削減などの厳しい条件が加わらない限り、特に新規原発は必要がない、というところでしょう。 実際問題、火力発電所だって建設されていないでしょう? > 危険性が0で無いから原発を僻地に作るのですよね。 実はそれほど僻地でもない。 原発の立地は、用地取得の問題があるから都心に作るわけには行きませんが、最も重要なのは地盤や水資源の利用可能性です。例えば、札幌市と泊原発や松江市と島根原発や水戸市と東海原発のように、かなり近距離にある例は少なくありません。 特に東海原発は関東平野の北端にありますから、メルトダウン等の場合には東京や埼玉まで被ばく圏内に入る可能性が高いです。 因みに、火力発電所も距離的には大して変わりません。 一応、#1、4、5が原発は代替エネルギーとならないという旨の発言をしているのでコメントしますが、金額とエネルギーが近似するとか言っていますから話になりませんね。 HPの方では、火力発電所は発電効率の数字(それもかなり高めに見積もった値)を「石油を採掘・運搬・精製して火力発電所で発電に用い、家庭まで送電した場合のエネルギー比」として紹介しています。一方の原発は・・・って原発の数値を出していません。 一事が万事この調子なので、全く信憑性に欠けるというよりも、ねつ造と言った方が適切な記事となっています。
お礼
回答ありがとうございます。なかなか核廃棄物処理関連の回答が無いのは残念ですが、大体どのような意見があるか分かりました。匿名掲示板なのでラフな回答を期待していたのですが、いろいろな意見いただけて勉強になりました。どうもこういう議論をすると利権絡みで感情的に相手を挑発したがる工作員が出てくるのですが、今回は比較的そういった輩は少なくてよかったです。ありがとうございました。
- Mokuzo100nenn
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今後エネルギー需要が増大し続ける見込みの中国とインドに集中的に原子力発電所を作るのが良いのじゃないですかね。 日本のODAとかの資金をゼロ金利で融資し、日本の東芝がもうかる仕組みで原発を沢山建設してもらう。この戦略が実現すると、国際石油市場での原油需要の増加圧力が減るので、日本などの小国はより長い期間国際市場で原油を購入することが可能になります。 万が一、原発の事故で近隣住民へ実害が生じた場合でも、被害補償額はインドや中国の相場で済みますので、日本や米国などそん倍賠償額が青天井の国に建設するよりもリスクが少ないのです。 以上が、日本がとるべき原子力政策ですね。 一方、純技術的な議論はどうでしょうか。 「事故が起きても人が死なない絶対安全な飛行機を作ってみたら重たくて離陸しなかった」というジョークがあります。原子力発電に関しても似たようなことが起きており、経済的優位が無くなるまで安全対策を実施することになるので、当然経済的優位は無くなります。 蛇足ですが、原子力に携わる人に聞いてどうするのですか? 自分の職業が無くなるような方針を希望・表明する方がいるとお考えですか?
お礼
回答ありがとうございます。なぜ原子力に携わる人間に聞きたいかというと、単純に聞きたかったからです。個人的には今後増大する電力を賄える代替発電方法が無い以上、原子力が貴重なエネルギーになると思っています。関係者が自分の職業がなくなるような方針を希望するかということですが、全く考えていませんでした。電力会社の主張を信じるならば、原子力を反対する理由が無いではないですか?それとも関係者は原発反対者が唱えるような何か不都合な事実を世間に隠しながら原発を推進しているのですか?こと原子力になると賛成派、反対派異常なまでの感情的な意見が飛び交い相手を挑発し、理性的な議論が出来ないことが多いので、客観的かつ科学的見地に基づいた主張を聞きたいと思い質問しただけです。
4の補足です。 原油が有限であるという意見が出ていましたが、ウランも有限であることは変りありません。 原油だってどこを掘っても出ますが、ウランも原油も供給量と採掘費用の問題で採掘場所は限られます。 採掘量については、南極や日本海、太平洋にも原油を採掘調査していない場所などたくさんありますから、原油の埋蔵量は現在は不明です。
お礼
何度も回答していただきありがとうございます。確かにウラン自体が枯渇してしまうと話にならないですね。
火力発電より原子力発電のほうがコストも消費エネルギーも多いわけは、 1.建設に途方もない金額がかかること(100万キロワット級の原発1基建設するのに、電力会社は3000億円以下の予算を立て、実際は4000億円以上かかっています。安全性を考えれば、さらに高くなります。) 2.原子炉の稼働年数は有限なので、一応安全に運転を終えて廃炉となるときの処分費用は、一基あたり1兆円を越すと言われています。 3.燃料再生施設に莫大な費用がかかる。(六ヶ所村の再処理施設は、当初6000億円で作れると予算をとりましたが、実際は2兆円投入しても出来ませんでした。イギリス並みに安全基準を満たすなら(それだって安全ではあり得ませんが)5兆円くらい必要だとも言われます。 その再処理施設で、日本の原発の核廃棄物を処理する費用は、当初2兆円の見積もりだったのが、作りはじめて計算し直したら16兆円とか。それもその後の試算で30兆円まで修正されました。それも、2000年あたりまでの分です。原発が動いている限り、これから、もっともっと核廃棄物が出て来て、処理費用は上乗せされます。既に排出された放射性核廃棄物だけでも処分費用が50兆円超えるとも言われても、誰も否定できない筈です) 4.最終処分場での費用は誰も試算のしようがありません。・・処分方法が決まっていないのですから・・・本当に安全な処分方法などないのです。。(核廃棄物はプルサーマルで使える価値のあるものとか言ってますが・・とんでも御座いません。プルサーマルの後の核廃棄物は超高レベル放射性廃棄物になるだけです) 以上エネルギーレベル(エネルギーは、必ずしも費用に比例しませんが、大雑把な目安にはなります。)から考えても、原発は、石油火力発電以上の石油を消費するのです。つまり、CO2も石油火力発電以上に排出するのです。
お礼
回答ありがとうございます。廃炉処理コストなどトータルコストはわかりませんよね。国、電力会社以外の第三者機関発表のデータでもあれば信頼できるのかもしれないですが、現状は国の発表を信じるしかないですね。
- debukuro
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増加し続ける電力需要をまかなうには核エネルギーに頼る以外に道はありません 危険性のほとんどは取り扱いに従事する人間によるものです 原子炉の容器は自然災害や核攻撃で壊れることはありません 広島の原爆ドームを見れば分かるようにあのていどのこうぞうでが原爆の直撃に耐えられるのです ウランは地球上にほぼまんべんなくばらまかれていてあなたの家の床下にもあるのですよ ヨーロッパでは内陸の大都市に近接して原発が建設されています
お礼
回答ありがとうございます。爆縮、臨界による熱線と爆風によって破壊された原爆ドームと格納容器を比較するのは難しいですが、格納容器の耐震設計などしっかりやっているでしょうから、事故に関しては杞憂ですかね。あるとすれば臨界現象による原子炉容器融解、水蒸気爆発による核燃料の大気拡散くらいでしょうか。その辺は安全装置の作動によって未然に防ぐようになっているでしょうね。大都市圏付近に作れば、送電ロスも無くなると思うのですが。もう少し核関連の勉強をしてみます。ありがとうございました。
まず、電力会社関係者でない事をお詫びします。 そのうえで解答させて頂くと、現在原子力は代替エネルギー源として機能していない、という事実があります。 実は、原発よりも、直接石油を燃やして発電する火力発電のほうが省エネになるのです。 その根拠として、原発のために投入するエネルギーよりも、出力するエネルギーのほうが少なく、原発は使い物にならないことは、エネルギー関係者の常識です。 結論として、原発は、石油を使った火力発電の代替にはなっていないのです。その段階で、原発の代替を考える事自体が無意味です。 つまり、原発廃止が立派な代替エネルギー案です。 詳しくは下記リンク先のコラムをお読みください。
お礼
回答ありがとうございます。確かに発電コスト以外のコストなど考えると原子力発電のコスト的優位性というものは揺らぐかもしれませんね。こういったコスト試算の詳細が一般人には分からないのが難点ですね。
お礼
回答ありがとうございます。確かに今後途上国の生活水準の向上によって石油消費量が増大することを考えるとエネルギー密度の高いウラン利用という選択がベターかもしれませんね。電源を分散させるというのも重要だと思います。問題があるとすれば需要量の増大によって、ウラン自体が枯渇することでしょうか。まあ必要ですけど出来れば無い方がいいですね。