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雨を降らせる雲と降らせない雲

雲はどれも氷や水の粒で出来ているはずです。そうすると、どの種類の雲も、雨を降らせる能力があっていいような気がしますが、実際は雨を降らせる雲と、降らせない雲があるようです。このちがいの原因は何でしょう?教えてください。

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回答No.3

雲が雨を降らせるようになるのは、どれだけ水蒸気の粒が大きくなるかによります。雲は、塵や埃などの核に水蒸気がついたものの集まり(雲粒)であり、霧のような存在や小さな氷のような存在です。 では、なぜ雨や雪にならないのかというと、それは粒が小さすぎ、水蒸気飽和度が低いためです。雲から雨が降ってくる条件には、次のような条件が必要です。 上昇気流などによって、湿った空気が地上からどんどん吹き上げてくること。 (この上昇気流が発生する場所を低気圧や気圧の谷と言います。低気圧の下で雨が降りやすいのはそのためです) そして、雲が大きく成長し水蒸気の固まりがぶつかりあって成長できるだけの湿気が連続して供給されることです。 水蒸気飽和度は小学校高学年ぐらいの理科で習うはずですが、低温であれば1平方センチ辺りの空気がもてる水蒸気の量は少なくなります。高温であれば多くなります。上空の温度は100mで0.6度の温度降下があるため、一定以上の湿度があれば上空では飽和が発生しやすくなり雲ができるのです。 よって、地上が寒い熱いに関わらず湿気を絶えず供給できる環境があれば雨や雪になるのです。 雨や雪を降らすことが出来ない雲は、その供給がなく雨として落下できるほど大きな水の固まりがありませんから、結局雨にはならず空を漂います。そのうち、消えてしまう場合も多くありますし、そこから成長して雨を降らせるものに変化することもあります。 代表例として飛行機雲は誰もが見たことがある雲です。これは、飛行機の排気ガスと水蒸気がくっつくことで発生します。これは、しばらく時間が経つと消えてしまいますよね。雨にならないのは、上昇気流と湿った空気を伴わないためです。

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  • Kon1701
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回答No.4

雲の持つ、水滴の量や密度によると思います。 色の白い雲は比較的水分量が少ないため、雨を降らせるまでには至らないことが多いようです。 その一方、黒っぽい雲は水分量が多く、雨などにつながります。 雲は水滴ですが、水滴が小さいと落下できません。水滴が大きくなるには、小さな水滴が集まって大きくなる、あるいは空気の上昇によって水滴が増えるなどが必要になります。 ですから、薄い雲でも、上昇などによって水分量が増えると雲も厚くなり、雨につながることがあります。

  • HAL007
  • ベストアンサー率29% (1751/5869)
回答No.2

こちらが参考になると思います。

参考URL:
http://www.walking-style.com/academy/study/014/yamanotenki.php
回答No.1

気圧の違いでと思います。

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