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外貨準備について
外貨準備は、政府が保有しているのですか?それとも、中央銀行が保有しているのですか?なぜ、政府もしくは中央銀行は、外貨を保有しているのですか?変動相場制においても、外貨を保有する必然性は、あるのですか?できれば、どんな事でもかまわないので、外貨について、詳しく教えて下さい。
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外貨準備金は、中央銀行が保有します。 外貨を保有する理由は、いくつかありますが、自国通貨(日本であれば、日本銀行券ですね)の外貨との兌換性を確保する、輸入決済資金を保有することにより対外信用度を確保する、対外借り入れを行なう場合の信用度を保つ、これらの結果として、自国通貨の価値、すなわち為替レートを安定させる、などでしょうか。 外貨準備が最低どれくらいないと、経済のマクロ的な安定が損なわれるかというのは、経済学的に定説があるわけではありませんが、輸入の2ヶ月分というのが、IMFのエコノミストが考える目安であると思います。場合によっては、輸入1.5ヶ月くらいの時もありますね。これ以下の準備金となると、IMFは赤信号を出すようです。 国経済を判定するマクロエコノミストからすれば、外貨準備は対外安定度を測る重要な指標です。
お礼
詳しく書いていただき有難う御座いました。 参考図書などご存知でしたら、教えていただけないでしょうか?