• ベストアンサー

ポルトガル語の特殊なつづり

ロマンス語系で一般にLを使用する単語でポル語ではRを使用する単語があります。 例。 ポル語    (スペイン語) 意味    praia (playa)     浜 prata (plata)     銀 branco (blanco)     白 このLとRの入れ換えが何故起こったのかご存知の方教えて下さい。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • Antonio
  • ベストアンサー率63% (23/36)
回答No.2

ちょうど私も同じような事象を発見して探していて,あなたのこの質問を発見しました。ちょっとコメントさせてください。 実はイタリア語にも標準語と南部方言間に同様のLとRの入替がいくつか見受けられるのです。 標準語 方言 calzoni carzoni calzoniとはズボンの事です。 歴史面から推察いたしますと,約140年前までは南部イタリアはスペインの占領下にありました。(北部はオーストラリア) 文法面でも,イタリア標準語とは異なり,スペイン語用法をそのままイタリア語に置き換えた表現方法が多々見受けられます。 つまり,ロマンス語系言語内でのLとRの入れ替えは,イベリア半島で起こったと思われます。何故でしょう?私はアラブ語からの影響だと推察しています。約800年もイスラム文化圏の支配下におかれていたイベリア半島ですから,有り得る事だと思います。 一例としてはまさにmartinbuhoさんが挙げられた『rice』です。 rice(英語) riso(イタ語) arroz(スペ語・ポル語)と,ヨーロッパ言語では全てRの綴り&発音ですが,アラブ語ではLにあたる文字を使います。arluz..といった感じの書き方になるそうです。(アラブ語部分の綴りは自信なしです) 米という穀物自体もヨーロッパ原産ではないので,その穀物の呼び名もアラブ世界経由で浸透していったと思われます。

noname#118466
質問者

お礼

期待した回答がないので諦めていました。 Antonioさんのアラブ説は有力ですね。有難うございました。 今後新説に出会うまではアラブの影響で通すことにします。 難点はポルトガルの方ががスペインよりアラブの支配期間がはるかに短かったという点です。

その他の回答 (1)

  • romario
  • ベストアンサー率25% (10/40)
回答No.1

ポルトガル語を話す知人に聞いてみたところ「R」の音の方が強い感じで「L」は少し弱い感じとのことです。おそらく上記の単語の発音が強い感じの音を要求しているためにポルトガル語では「R」なのではないかとのことでした。この部分を「L」で書くと違和感があるようです。

noname#118466
質問者

お礼

Romarioさん ご回答ありがとうございました。 参考にさせて頂きます。 日本人の耳には似た音のRとLですが、西欧人の耳には全く違う音ではないかと思います。Rice が米でliceがしらみのように。love me tender(優しく愛して)とrub me tender(やさしくこすって)もよく例に出されます。 同じ西欧語であるポル語にR&Lの入れ替わりを見て不思議に思い調べ始めたのです。又なにか分かったらお知らせください。

関連するQ&A