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芥川龍之介の思想について教えてください。
私は今、芥川についてのレポートを書いています。彼は厭世観はあったようですが自嘲癖があったのでしょうか?またあったのだとしたら、それが表れている文章はどの文献を探せば見つかるのでしょうか?最後に、どなたか芥川について詳しくご存知の方がいらっしゃいましたら彼の思想の奥底に潜むものについて教えてもらえないでしょうか。よろしくお願いします。(彼と子供のエピソードなんかが載っている資料なども教えて頂けると有り難いです。)
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- koma1000nin
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回答No.2
追加です。 「河童」をお読みになられましたか? 河童の国のお産は、医師がお腹の子に、生まれ出てきたいか質問をする場面があります。その返事によってしかるべく処置されるのですが、芥川はこの小説を通して、自分の意志にかかわりなく生まれてこなければならない理不尽さを説き、その裏では自分も生まれてきたくなかったと思っていたのかもしれません。 「藪の中」は人間のエゴイズムを展開していますが、これなどは芥川の、人間に対する欺瞞のあらわれだったと思います。別の切り口では、人が人を裁くことの不可能さを揶揄しているように思えます。 以上、私の多感な高校時代の感想です。
- koma1000nin
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回答No.1
「朱儒の言葉」(しゅじゅのことば)をご覧らんになれば判るのではないでしょうか。この本は文庫本で出版されていて、頁数が少ないとはいえ、内容は難解で、かなりひねくれた部分もあります。 例えば、「…を崇拝する」ことを「…の前に香を焚いてゐる」といった具合です。 タイトルの「朱儒の言葉」はうろ覚えのため、いい加減に書きましたが、「しゅじゅ」の部分はこんな漢字(感じ)だったと思います。
お礼
ご回答有難うございます。 「侏儒の言葉」「河童」につきましては、レポートを書き始めてすぐ読んでおりましたが、「藪の中」はまだ読んでいませんでした。これからすぐ読んでみたいと思います。補足の件につきまして、本当に申し訳ありませんでした。そして、ご回答本当に有難うございました。
補足
すみません、質問内容にミスがありました。 「彼は厭世観はあったようですが自嘲癖があったのでしょうか?」ではなく、 「彼は厭世観はあったようですが自嘲癖はあったのでしょうか?」です。 投稿する際、少し文章が変かなとは思ったのですが、そんなに意味に違いはないだろうと思っていました。ですが、もっと注意すべきでした。せっかく質問をお寄せ頂いたのに誠に申し訳ありません。