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大野晋氏の後継者の著書があったら教えてください

大野晋氏の、日本語の起源に関する研究にとても興味を持っています。ある意味、ファンと呼んでもいいかもしれません。 しかし、大野氏は(大変失礼ながら)高齢でいらっしゃるので、ひょっとしてこのまま研究が絶えてしまったら残念だなぁと最近思うようになりました。 この研究を後継しているような人たちはおそらくいると思うのですが、そういった人たちの一般向けの著書はもう出始めているでしょうか。もしありましたら、教えてください。

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  • luune21
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回答No.1

残念ながら、科学的、且つ大衆向けの本はまだ出てないように思います。拙者不勉強なので自信はありません。^^; 大野氏(国語学)のタミル語起源説は比較言語学分野では黙殺状態なので、後継者の方がいらしたとしても、説の展開は難しいものがありそうです。 本が出てくるとすれば、日本人のDNA分析や血液型分析などともよく一致する南島(オーストロネシア語)系もしくは南島系+アルタイ語系説のものではないでしょうか。 ↓サイトが良くまとまっていました。 またこんなサイトも参考になります http://homepage1.nifty.com/forty-sixer/keitou.htm

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E3%81%AE%E8%B5%B7%E6%BA%90
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質問者

お礼

回答ありがとうございます。(紹介していただいたサイトも訪れてみました。とても興味深かったです。) 若くして異端を目指すという人は少ないでしょうからね。といって年いってから異端に走る柔軟な人もやっぱり少ないでしょうから・・・しばらくは望み薄ですかね。 別に誰のどんな説が正しいと信じているわけではないですが(大野説が正しければ楽しいなとは思っていますが)、客観性の多い(「高い」とまでは言わないが、割合として多い)説を大衆向けに披露してもらうのは読んでいてとても楽しいので、そういう人や本がもっと出てきてくれたらいいのになと思っています。 また「タミル語起源説」のようなエキセントリック(笑)な話題だけでなく、例えば『日本語の文法を考える』(岩波新書)に載っていた「動詞活用形の起源」(古代日本語における動詞活用形の発達に関する考察)なども、その後の展開があればぜひ知りたいと思っているのですが・・・あまり売れる本になりそうもないテーマですから、一般向けは難しいかな。

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