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中国語にはこれ以外に他にありますか?
中国語(簡体字/中国大陸向け) 中国語(繁体字/台湾向け) 中国語(繁体字/香港向け) 中国語の翻訳はこの3つの選択肢で充分ですか?
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No.1 さんが書かれているように、方言を扱うのか、口語を扱うのかという問題がありますが、一般の文書の場合は、繁体字は、香港・台湾向けとして、ひとくくりにしても、問題は少ないと思います。 書体は、大きく分けて、簡体字と繁体字で、繁体字には旧来からの文字であるので方言が多様に入り込んでいるわけですね。 ですので、香港映画とか、口語が必須な場合は、香港特有の繁体字と広東語の話法を考慮する必要があるかもしれません。 人によっては、香港は簡体字でマンダリン(普通話)でいいのだ、と言いますが、公文書、ビジネス文書の類では、それは否定はできませんね。ですので、何を誰に向けて翻訳するのかによります。 簡体字普通話に翻訳して、次に漢字を繁体字に置き換えて2種類にする、というのがお手軽な手法なのでしょうかね。 普通話を解さない香港、広東の人向けの内容でしたら、 中国語(繁体字/香港・広東向け) という選択はありでしょう。他の方言は、マーケットの問題ですね。 中国以外の中国語教育はマンダリン中心で、簡体字が進んでいて、一方アメリカはまだ繁体字と定められていたのかな?
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中国の深センからです。 いますぐ隣に、中国人(簡体字で普通話)と、香港人(繁体字で広東語がメイン)とマレーシア出身の中国人(簡体字を使い普通話と広東語を話せる)がいるので、聞いてみました。 他のマイナーなダイアレクト(dialect、方言)を特別に考慮する必要がなければ、基本的に書籍は普通語(マンダリン)の文章で書かれていれば問題なく、使用する文字は、大陸と簡体字を認識する地域の人のために簡体字と、香港、台湾などへ向けて繁体字が使われていれば問題ないようです。 香港は広東語だから、広東語訳が必要だろうと思ったのですが、聞いたところ市場に流れている書籍や雑誌は、繁体字でも文章はマンダリンで書かれており、逆に広東語特有の文章の書籍を探すほうが難しいとのことです。9割以上マンダリンの文章ではないか、とのことでした。 ちなみに台湾と香港で、同じ雑誌が定期的に刊行され、売られていたりします。文章は変えてありません。また香港人が台湾に行って書籍をみて、わからない部分はほとんどないとのことでした。 マレーシアでは、20~30年前は繁体字を使っていたそうですが、現在は簡体字がメインになっているそうです。 香港では、1997年以降中国に市場やメディアの意識が向いており、マンダリンの教育時間も、人々がマンダリンを理解する率も格段に上がったそうです。