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万葉集の短歌の意味
邦楽の演奏会に頼まれてコーラスを付けることになりました。 歌意の解釈と詠み人についてご指導下さい。 歌詞として楽譜に記載されているため、そのまま仮名書きで転載させて頂きます。 ・あきのたのほむきみがてりわがせこはふさたおりけるおみなえしかも 秋の田の穂がなびくのを見ながら私の夫(恋人)が皆手折っている 女郎花であることよ (詠み人?) ・あしひきのやまのこぬれのほをとりてかざしつらくはちとせほぐとぞ 山の梢のその先端を折りとって頭上にかざしたのはこの先長く 良いことがあるとのこと (詠み人) ・しなざかるこしにいくとせすみすみてたちわかれまくおしきよいかも 北越に何年も住み継いできて今別れて任地に赴いていく 別れのつらい夜であるよ (詠み人?) ・たちやまにふりおけるゆきをとこなつにみれどもあかずかむからならし 歌意 ? 詠み人 ? 何とかここまで調べてみました。間違っているでしょうか ご指導よろしくお願いします。
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解釈が載っているページを探してみました。 詠み人は、四首とも大伴家持のようです。 #1: あきのたのほむきみがてり~ http://www6.airnet.ne.jp/manyo/main/seventeen/m3943.html #2: あしひきのやまのこぬれの~ http://www6.airnet.ne.jp/manyo/main/eighteen/m4136.html #3: しなざかるこしにいくとせ~ http://www.manreki.com/arekore/utameguri/utam0310.html #4: たちやまにふりおけるゆきを~ http://www.city.takaoka.toyama.jp/manyou/utameguri/utam0230.html
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- luune21
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すべて大伴家持ですね。 ・秋の田の穂向き見がてり 大伴家持 ・あしひきの山のこぬれの 大伴家持 ・しなざかる越に五年(いつとせ) 大伴家持 ・立山に振りおける雪 大伴家持 立山に降り積もった雪は一年中見ても見飽きることはない。神の柄にあった山だからだろう (注:かみがら(神柄)ではなく→神ながらと「な」が抜け落ちたという説もあり。ここは素直に神柄(神の品格ともいえるでしょうか)としました)
お礼
早速のご指導ありがとうございました。 4首目、解説まで頂き勉強になりました。 感謝です。
お礼
早速のご指導ありがとうございました。 謝った解釈のまま歌ってしまう所でした。 これで幾らかでも、情感を込めて歌えそうです。 本当に有り難う御座いました。