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氏神様って何ですか?
お恥ずかしい質問ですが、氏神様にお参りなさいと言われましたが、氏神様が分かりません。どなたか、ご説明お願いします。また、どこにあるのか?参り方もご教授ください。自営業で、開業の時に、伏見稲荷に行き、神棚を奉っています。毎年、御札を交換しに、伏見稲荷へ行きますが、一日には神棚に御供えをし、それ以外は、榊・水・塩を毎週交換するだけです。
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もちろん、現在普通に「氏神さま」というと地域を守る産土神・鎮守神と同様に使い、本来の意味に必ずしも限定されるわけではないので、その点は柔軟にお考えいただいたらよろしいかと思います。 天王寺区の東高津宮[ひがしこうづぐう]は、仁徳天皇を主祭神とする神社ですね。 仁徳天皇は大阪の基礎を造られた帝なので、ある意味、大阪市民全体の氏神といえるかもしれません。なぜなら、『日本書紀』に仁徳天皇は宮室である「難波高津宮[なにわのたかつのみや]」を堀江に造営されます(現在の上町台地と想定される)。 この由来から貞観8年(866)に仁徳天皇を祭神として神社が創建されます。これが現在の「高津宮[こうづのみや]」です。ただし、現在の社地と「難波高津宮」とは関係はないようです。 http://www.kouzu.or.jp/index.html 東高津宮は、元は平野社といい、ここも仁徳天皇を祭神とする東高津村に古くから鎮座する神社で、一説にはこの地が「難波高津宮跡」ともいわれていました。明治に現在の社名に改められますが、東高津町の産土神ですね。 生玉神社というのが、生國魂神社のことであるならば、この神社は大阪全体の守護神とみることもできます。神武天皇が難波津[なにわのつ]にお着きになられた際に、石山崎(現在の大阪城付近)に生島神[いくしまのかみ]・足島神[たるしまのかみ]を祀られ、国土の平安を祈られたのが生國魂神社の始まりであり、各地の生玉神社・国魂神社の大元ともいわれます。 住んでおられる地域をお守りされているのは東高津宮さんでしょうし、お店の地域をお守りされるのは生國魂さん。お稲荷さんと同様に感謝の念でお参りされたらよろしいでしょう。
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- Hossi-
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ほかの方の回答をよく読んでいないので、かぶる部分もあるかもしれませんが、ご参考ください。 氏神とはその一族の神のことです。 現在はそうとは限りませんが、古い時代にいくと、代々同じ場所に住んで、そこで生まれて育って死んでいゆく。というのが当然のことでした。 だから、その一族を守る神様と、その土地を守る神様(鎮守神)、そこで生まれた子供を守る神様(産土神=うぶすなのかみ)が同じだったのです。 ところが、時代が変わると人々の住む場所も変化します。家で子供を生むとは限らなくなってくるし、家族全員が一緒に住むとは限らなくなります。 よって、代々すんできた土地の神様は一族の守り神として氏神となり、現在住んでいる土地の神様が鎮守神、生まれた土地の神が産土神と別々になったのです。 だから、氏神はその家によって違います。厳密にいえば、途中で大きな引越しをしていて実は氏神は遠くにあるかもしれませんし、鎮守神を氏神として祭っているかもしれません。 もし、年上の親族の方に聞くことができるなら、そのほうがいいかもしれません。 私も厳密に言うとこの3柱すべて別の神ですが、氏神は鎮守の神になっています。
お礼
ありがとうございました。 分かり易くて、よく理解できました。
- yuhkoh
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氏神は厳密には「氏一族の祖先神・守護神」という意味です。ですから藤原氏の場合は、祖先神としてアマノコヤネノミコト、守護神としてタケミカヅチノミコトを氏神とします。それらの神を祀った社が奈良の「春日大社」ですから、藤原氏の系統の一族(近衛家・九条家・西園寺家など)の氏神は春日明神となります。同様に源氏は八幡宮。平氏は厳島神社などで、伏見の稲荷大社は秦氏の氏神です。 しかし、時代が下がるに連れて氏神が、その土地を守る産土[うぶすな]神や鎮守と混同され、同じ意味で用いられるようになりました。ですから普通に「氏神様にお参りなさい」と言われる場合ですが、正しくは「その地域を守る産土神をお参りしなさい」という意味でしょう。 本当の氏神を知りたいのであれば、自分の出生がどの氏族(藤原・源・平・橘など)に相当するかを調べることから始まりますけどね。
お礼
よく分かりました。有難う御座います。 出生がどの氏族か調べてみます♪
- p_m_a
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そもそも氏神様というものは、その土地をお守りいただいている神様のことです。つまり原則としてお話をすれば、あなたのお近くの神社ということになります。 例えば「~神社氏子総代会」というような組織があなたの地域でもあるはずです。 なので、若し差し支えなければご近所の皆さまに、この地域の氏神さまを教えてくださいと仰ってはいかがでしょうか。 場合によってはその土地周辺の神様を合祀(集めて祀ること)されていたりしますし、 大体氏神様でしたら、宮司様など関係者の皆さまが居られるはずです。 うちの氏神様もそうです。 どこにあるのかというのはその土地の方しかご存じないはずです。 なお、神道では、伊勢神宮を除いて(伊勢神宮も今はこの方式ですが)、 (1)2回お辞儀をします。 (2)2回拍手します。 (3)最後に1回礼をするのが作法です。 手水の正式な作法もあります。 まず、水は飲まないこと。飲む方が結構居られます。 口をゆすぎ、神様に清浄な状態でお参りするためのものです。 まず、二回三回と手水を使う方が居られますが、これも間違いで、手水の作法は (1)一回水をひしゃくにとって (2)左手を洗う (3)同じように右と手を洗い清め、 (4)左手で水をすくい、口を洗う。まぁ、口につけるということです。 (5)さらに左手を洗い、 (6)最後は次の人のために余った水でひしゃくを洗う。 という程度です。 長いですが、こういうことで、よろしかったですか? また補足があればお話します。
補足
有難う御座います。丁寧にご回答頂き、助かりました。 大阪の天王寺区に、住んでいます。家の斜め前が東高津神社で、店の裏側には、生玉神社があります。 どちらに行くべきでしょう?両方に行くべきですか?
- ayana_hana
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その土地に宿る神様、先祖代々を見守ってくれている神様、ということだと思います。ですからご自宅に近い神社に行けばいいのでは。近所の方に聞いてみてはどうでしょう。 本当は初詣やお宮参りも氏神様に行くべきなんですよね。つい大きな有名どころに行ってしまいますが。
お礼
そうですよね!近くの神様がいらっしゃるのに、失礼な事をしていました(反省)大阪の文教区に住んでるので、お寺や、神社はいっぱいあります。 ご近所さんに聞いて見ましたが、分からないです。 ご年配の方で、古くから商売されてる方に、聞いてみたら 宗教を勧められました。なかなか大変です(辛い) 一番近い神社へお参りに行ってきます。 有難う御座いました。
- chie65536
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http://www.okos.co.jp/oosaki/knowlege/deities.html 質問者様のルーツが判りませんので、どの神様が質問者様の氏神様なのか判りません。
お礼
有難う御座いました。勉強になりました。
お礼
ご丁寧に、有難う御座いました。 よく理解できました。分かり易くて、興味深い内容でした。 早速、お参りに行ってきます。