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認知症の親の家を子が売った場合
私には認知症になって何年にもなる祖母がいます。 祖父は亡くなってから約10年ほど、近くに住む叔母の力をかりながら一人で暮らしていました。 先日、その叔母が祖母を入院と偽って養老院にいれ、住んでいた家を売ってしまいました。 その時知ったのですが、どうやら土地建物の名義は3年ほど前から叔母の名義になっていたようです。叔母は合意の上で土地建物をゆずリ受けたと言いますが、祖母は認知症ですし、どのような経過で名義変更がなされたのかは定かではありません。 現在、私の母が祖母を養老院から連れ出し、一緒に暮らしているのですが、祖母は家がなくなったと知って毎日泣いています。 家はもう新しい住人が入っているので買い戻すわけにもいきませんが、このままではあまりにも理不尽で祖母がかわいそうです。何か法的に訴える手段はありませんでしょうか?
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祖母のまったく知らないところで、叔母が勝手にやったということが間違いないのであれば、だまされて購入してしまった人はかわいそうですが、不動産を取り戻すことも可能です。 (No.2 さんは、悪意であればとおっしゃっていますが、不動産には善意取得がないので、虚偽の登記を信じて不動産を購入しても、その虚偽登記の理由が、錯誤や詐欺脅迫、虚偽表示などでなければ、保護されないのが原則です) ただ、その場合、勝手に売った叔母は、現所有者からの損害賠償はもちろん、詐欺罪や公正証書原本不実記載罪で、刑事告発される可能性があります。 いずれにしても、法律上の請求は、祖母からする必要があります。祖母が認知症ということだと、成年後見人など裁判所による代理人の選任が必要になりますので、弁護士へのご相談をお勧めします。
その他の回答 (1)
弁護士にご相談下さい。 法務局には登記申請の際の書類が保管されていますので、「誰が委任状等に署名したのか」、「誰がどのように意思確認をしたのか」など調査するようにすれば、その当時の状況が明らかになります。 その上で、訴訟等により損害賠償を得るというようなことが可能となるでしょう。 不動産を取り返すようなことはおそらく無理(買い主が悪意であれば別ですが)でしょうから、できることといえばこのくらいでしょう。
お礼
ご回答ありがとうございます。 無断登記された事については弁護士さんにも相談した事もあります。しかし祖母が当時から認知症で、書類の名義変更について何も覚えておらず、逆に言えば当時承諾したかもしれない…という曖昧な部分がありまして。 一応、訴訟も視野に入れてもう一度相談してみますね。 ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 下でも書きましたが、不動産の名義書換について祖母がまったく知らなかったのかどうかを立証するのはとても難しいんです。 ただ、この登記には、私の母を含めた兄弟三人の同意書(印鑑証明)が本来なら必要だったそうで、それらを別の理由で請求、郵送しているようなので、もしかするとここから何か切り口が見つかるかもしれません。 刑事告発までしたいのかどうか、彼等も考え中のようです。ありがとうございました。