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濃硝酸のpH調整
硝酸(1.42)を使って、pH0.7の硝酸溶液(100cc)を作りたいのですが、計算から出す場合、どのような計算をすればよいのでしょうか?
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「硝酸1.42」とは密度1.42の濃硝酸ですね。ここでは濃度が与えられていませんが、 http://www2.kanto.co.jp/catalog/search/CSearch.cfm で調べると 濃度69-70% 1Lの質量が1.42Kgですから1Lに0.994Kgほどの硝酸分子が含まれています。 硝酸の分子量は63.01ですので1Lに15.7molが含まれている計算です。 pH=0.7の場合水素イオン濃度はpH=-log[H+]なので、[H+]=10^(-0.7)=0.2mol/L 硝酸が完全解離するとして、100mLには0.02molの硝酸が必要。 つまり 0.02/15.7 (L) ですから 0.00127L = 1.27mL の濃硝酸をメスフラスコ中水で薄めて100mLにすればよいということになります。かなり濃いですね。
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まず、水素イオン濃度を計算します。 pHが0.7なので、0.7=-log[H+]となります。 したがって、[H+]=10の-0.7乗=0.200となります。 硝酸は強酸なので、完全に電離するでしょうから。1リットルあたり0.200molの硝酸を加えればよいことになります。 100ml調製であれば、0.020molの硝酸を100mlに希釈すればよいことになります。 ただ、ここで濃硝酸の濃度が問題になります。小生の手元の資料によりますと、比重が1.42の濃硝酸は16mol/lであると記載されています。これを信じるならば、0.02/16=0.00125l、すなわち1.25mlを用いればよいことになります。 重さを量るのであれば、1.25×1.42=1.78 g ということになります。 なお、濃硝酸の濃度等についてはご確認下さい。 できれば計算結果もチェックしていただきたいです・・・
お礼
上の方にも書いていますが、自分の計算があっているのを確かめられて有難うございました。 ちなみに私のほうで、確認したところ、硝酸は完全電離ではなく0.95らしいです。(といっても普通は完全電離で計算するみたいですが・・)
お礼
一応、自分でも計算をしていたのですが、周囲の人に確認を取ると皆さん計算が違って(当然答えも違う)、かなり戸惑っていました。 自分の計算があってたことを確認できて有難うございました。