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シナプスについて(生理学)

下の文章が理解できません。 シナプスが”終わる”という言い回しがよく理解できないのと、”よって抑制性シナプスは興奮性シナプスよりも、強力である。”の結論がなぜ出てくるのかが理解できないので、どちらか片方でも結構ですので、解説していただけないでしょうか。よろしくお願いします。 【文章】 興奮性シナプスは樹状突起の棘部や柄部に終わることが多く、抑制性シナプスは樹状突起の柄部か細胞体~軸索開始部に終わることが多い。よって抑制性シナプスは興奮性シナプスよりも、強力である。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • negigi
  • ベストアンサー率60% (86/142)
回答No.1

前後の文脈がわからないので憶測にはなりますが、単純に考えれば、「終わる」とは「神経終末が投射されている」と同義でしょう。 さて、神経細胞内のシグナルは樹状突起から細胞体を通り、軸索を介して次の神経へ入力されるのはご存知ですよね。大雑把に説明すると、シグナルの上流(棘部や柄部)で興奮性の入力があっても、その下流(細胞体~軸索開始部)に抑制性の入力があった場合、そこから先へはシグナルが流れなくなります。というのも、ニューロン内のシグナルの伝達は、局地的な膜電位の上昇によるものですから、そのルートが脱分極しにくくなっていると、そこから先にはシグナルが伝達しにくくなるわけですね。 だから、よりシグナルの下流にある抑制性シナプスのほうが支配的なんです。 実際に絵を描いてみると、想像しやすいかもしれません。

reg771
質問者

お礼

丁寧に説明してくださりありがとうございます。 確かに絵を書いてみると分かりやすいですね。

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