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空飛ぶ円盤の製作
私は、以前、(おそらく、1980年から87年の間に)テレビで、ある日本人が、直径1メートル近い円盤を飛ばして見せるのを見ました。その円盤は、空気のような後方への推進力ではなく、電気か磁気の力で飛んでいるようで、飛び方は不安定でしたが、10秒以上2メートルの高さ以上のところを飛んでいました。板状の円盤の下には何か電気をつなぐような配線がありました。この製作者についてご存知の人があれば教えていただけませんか。この人の研究はその後どうなったのか、とても興味を持っています。
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これは「リフター」と呼ばれるものです. 「リフター」で検索するといろいろ見付かります. よく「原理は分かっていない」と言われますが, 高電圧をかけて,空気中の微小な塵を帯電させて 噴射するような形になるからではと言われています. 少なくとも「静電加速型推進機」に分類されるでしょう. 少なくとも,「反重力」なんてものとは全く関係ないものです. これの浮かび方から,すわ!UFOの原理か?,とも言われますが, いかんせん実用的ではありません. 実際,莫大な投入電力なのに,せいぜいバルサ材で作られたものを浮かべる程度, これだったら別にこの原理を使わなくても良いと言うことになります. 実は同じ原理で実用化されているものがあり,それは「イオンエンジン」です. イオンエンジンを搭載した日本の探査機がいま小惑星イトカワを目指して飛んでいます. 因みにリフターはもともと外国の誰かが作ったものだったと思います. ちょっと探してみましたが,製作者は分かりませんでした.
お礼
イオンエンジンを搭載した日本の探査機がすでにもう打ち上げられて飛んでいるのですね。世界初の技術検証を日本が行っているって、すごい。リフタ-やイオンエンジンなど、教えていただいた言葉で検索すると、興味深いペ-ジがいろいろ出てきました。 ご回答ありがとうございました。