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X線結晶解析法でタンパク質を調べると・・・
X線結晶解析法を用いて決定された固体である 結晶内でのタンパク質の構造が生体内と同じ 溶液内での構造とほとんど同じである理由は 何なのでしょうか? わかる方回答お願いします。
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noname#160321
回答No.1
>>タンパク質の構造が生体内と同じ溶液内での構造とほとんど同じである 1.あまり保証はない。インシュリンが結晶構造解析された例では結晶化に亜鉛イオンが必須であったことが後に分かったという嫌な先例がある。 2.疎水性のポリペプチドは生体内では溶液ではなくもっぱら脂質二重層膜内に埋め込まれている。なので自由な溶液内にあると考えるのは特に酵素などの時は正しくない。 3.α-へリックス、β-シート等の「固定化」領域があるので、溶液内でもまとまっていることが多い。さらに四次構造以上の会合体では安定な構造でないと取り出せない。また会合体を安定に取り出すことが「大きな課題」である。 ついでにwikipediaを引用しておきます。
お礼
そうなんですか!!知らないことがたくさんあって 参考になりました。 問題自体がおかしいということですね。 どうりでいろいろ文献などをしらべても 満足いく回答が得られないと思いました。