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九州弁の「バイ」と「タイ」の使い分け
九州の方々は言葉の最後につく「バイ」と「タイ」をどのように使い分けているのでしょうか。 たとえば、「そぎゃんこつ分からんバイ」と「そぎゃんこつ分からんタイ」では意味・ニュアンスにどんな違いがあるのでしょうか。
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質問者が選んだベストアンサー
私も熊本出身ですが 「バイ」も「タイ」も強調の意味です。 バイには推測や懐疑の意味が含まれるので、 「そぎゃんこつ分からんバイ」は 意味を噛み砕くと、 (1) そうであるかもしれないし、そうでないかもしれない (発言者もどちらかわからない) (2) そうであるとは限らない (発言者はそうは思ってない) 言い方、強弱によってこの2パターンあるでしょう。 タイには断定や推量の意味が含まれるので 「そぎゃんこつ分からんタイ」は 意味を噛み砕くと (1) そんなことはわからない (確信がある) (2) そんなことはわからないだろう (確信はない) 言い方、強弱によってこちらも2パターンあるでしょう。
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- katasan
- ベストアンサー率46% (21/45)
何か熊本の人がいろいろ出てきてわくわくしてきた(何) ちょっと話はそれるかもしれないんですが、 そもそも場合によって、「ばい」は使えるけど、「たい」はここには合わないっていう使い方もありますよね? 例えば、 Aさん「これ使ってもよかと?」 Bさん「うん。よかばい。」 とはいえるけど、 ここで、「うん。よかたい。」 って意味おかしくなりませんか? もしこれが「たい」になると、「使って当然やん」みたいなニュアンスになりません? 「うん。よかとやなか?」ならまだしも。 ようするに、「ばい」と「たい」って同じように使える場合もあれば、一緒に使えない場合もあるってことなんですかね? すんません。何を言ってるのかよー分からんようになってきた。。。
お礼
おっしゃっていることは「よー理解できたとですよ」。ありがとうございました。
- momokara
- ベストアンサー率51% (28/54)
熊本県出身です。 ニュアンス的に、私はこう使い分けている気がします。 (1)~ばい 断定的に言い切る。自分はそう信じて疑わないという感じ。強く主張したいので他人の反論は歓迎しない感じ。 (2)~たい 自分の考えを述べる。自分はこう思う、けれど他の人がどう考えるかはわからないけれど・・という感じ。他人の反論があることも想定済みである感じ。
お礼
「バイ」が断定、「タイ」が憶測・遠慮を含む、というのは他の方々の回答と相反するので、少し混乱しています。言葉の使い分けは、それだけ複雑微妙だということでしょうか。
- katasan
- ベストアンサー率46% (21/45)
#4さんの言う通りだなぁって確かに思いましたね。。 質問だけみてると、勝手に自分の中でイントネーションを付けてしまうんですよね(笑) 使い方というか、イントネーションで意味が変わってくるのは間違いないと思います。
お礼
大阪弁の「アホ」も、「アホ!」と強く言えば、罵りの言葉となり、「アホやなあ」と優しく言えば愛情の表現となることもあります。言葉はほんまにむつかしおますな。
- cliomaxi
- ベストアンサー率33% (2921/8736)
同じ県内でも私の住んでいる地域は「バイ」も「タイ」も使いません。 九州と一括りには出来ません。 私の知り合いの博多モンはどちらか一つだった様な気がします。
お礼
確かに「九州弁」と大きく構えるのは乱暴でした。 九州に限らず、同じ県内でも、それぞれの土地ごとにかなり違う言葉を使っているようです。 全国どこに行っても同じ言葉(共通語)だったら味気ないですよね。
- katasan
- ベストアンサー率46% (21/45)
熊本出身者です。 ●「そぎゃんこつ分からんバイ」 これは、推測の意味。 (そんなことは分からないだろう) ●「そぎゃんこつ分からんタイ」 これは断定の意味。 (そんなことは分からん。) 面白いページがあるので、こちらを参照してみてください。 http://www6.ocn.ne.jp/~peapark/library-001.html#●第2回 「ばい」と「たい」の違いについて
お礼
教えていただいたページ(面白い!)と併せて、ほとんど疑問の余地なく理解できたと思います。ありがとうございました。
- SPLINTER
- ベストアンサー率40% (412/1028)
「バイ」は目上や余り親しくない人に対して遠慮がちに言います。 「タイ」は知り合いに対して気さくに話しかける感じですね。地方によって多少の違いはあるでしょうけど。
お礼
旅行から帰ったら7人の方から回答が寄せられていました。ありがたいことです。 「バイ」と「タイ」の基本的な違いが分かりました。「ダンダン」(松江弁でありがとう)。
お礼
詳細な回答ありがとうございました。言い方、強弱によってニュアンスが違ってくるあたり、難しく奥が深いところですね。