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世界地図の中の白い国
メルカトル図法の世界地図の中に4つ、色の入ってない国(?)地区(?)がありました。 「どこの領土かまだ決まってない国土」だと言う事だったのですがそうなんでしょうか? そして実際はそれらの国?地区?を何と呼ぶのでしょうか?
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2か国以上の間で領有権を争っている地域は、色別け地図では白抜き、国境線は点線で表示するのが一般的な方法です。 当然ながら世界共通の決まりごとではなく、各国の政治的事情を反映していることは言うまでもありません。 日本国内で発行された世界地図は、検定教科書でも民間の地図でも、以下の方法で表示されることになっています。 ■色別地図 1.北方四島(歯舞諸島、色丹島、国後島、択捉島)は、日本国本土と同じ色で表示する。 2.得撫島以北~占守島までの千島列島と、樺太の北緯50度以南は、帰属未定地域として白色(無地)とする。 ■国境線の記入 1.択捉島と得撫島との間に国境線を入れる。 2.占守島とカムチャツカ半島ロバートカ岬との間に国境線を入れる。 3.宗谷岬と樺太南端との間に国境線を入れる。 4.樺太の北緯50度の線に国境を入れる。 これは、日本とロシアの間に未解決の領土問題が存在することを主張する日本国政府方針によるものです。 領土問題は存在しないと言い張っているロシア側では、当然自国領土として表示されているはずですが、 日本の同盟国であるアメリカ国内の地図がどうなっているかは知りません。 日本周辺では竹島や尖閣諸島の問題があります。日本では当然日本領土として表示されています。 その他、国外の主な帰属未定(領有権紛争中)の地域は、他の方の回答にある通りですが、細かい問題は世界中いたるところに存在するようです。
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- anaguma99
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その通りです。 実効支配している国はあるが、 そのことが国際的に認知されているわけではない。 ということですね。 カシミールやブータン・インド・中国国境もそうですが、 モロッコが実効支配している西サハラなんてのもそうですね。 ヨルダン川西岸及びガザ地区もそうかもしれません。 何と呼ぶかは……わかりません。 「係争地」あたりではないかと思いますが。
お礼
こんばんは。ご回答ありがとうございます。 分かりやすくてありがたいです。 感謝(^^)/
- rsfan
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こんばんは。 地図で見たもので回答します。 インドの行政区分(州名など)でインドが主張する国界と、パキスタン、中国が主張する国界のずれになっている部分ですね。 東側(ブータンの東)は(1)「アルナチャルプラデシュ」という州名です。中国との境界を「マクマホンライン」と言うそうです。 北の部分は複雑ですが、真ん中の州はニュースでも出ている(2)「ジャンム=カシミール」です。 「ジャンム=カシミール」との北にあるのは(3)「フンザ」という地区でして、東側の地区は(4)「アクサイチン」です。(2)との境界が「停戦ライン」になっているようですね。 (1)(2)はインドの行政区分になっていますが、(1)の南は中国、(2)の南がパキスタンが主張する国界です。また、(4)の西側が中国が主張している国界です。
お礼
こんばんは。 ご回答ありがとうございました。 色々知る事が出来てよかったです。
お礼
こんばんは。 とても丁寧なご回答ありがとうございました。 紛争などが無い平和な世界になるといいですよね・・・。