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限界消費性向について

まったくわかりません。誰か教えてください。 政府支出の乗数が(1-限界消費性向)の逆数より小さくなる要因を3つ挙げ、その理由を説明せよというものなのですが、どうにもわかりません。誰かご存知の方いたら教えてください。

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回答No.2

まず導出するための式として Y=C+I+G+(X-M)・・・(1) これに C=a+b(1-t)Y・・・(2) t:税率、(1-t)Yは可処分所得です。 M=n+mY・・・(3) mは限界輸入性向ですね。 (1)に(2)、(3)を代入すると、 Y=a+b(1-t)Y+G+I+(X-(n+mY)) Y-b(1-t)Y+mY=a+G+I-n (1-b(1-t)+m)Y=G+I+aーn YをGで微分すると、 ΔY/ΔG=1/(1-b(1-t)+m) となります。 分母には、b:限界消費性向とt:税率、m:限界輸入性向の三つが出てきます。 (1-b)の逆数よりも小さくなる要因のヒントは税率と限界輸入性向にあります。 ○b>b(1-t)⇒bt>0・・・(1) ○b(1-t)<m ⇒b<m…(2),(1-t)<m・・・(3) 以上ではないでしょうか?

その他の回答 (1)

  • at9_am
  • ベストアンサー率40% (1540/3760)
回答No.1

全部書くとルール違反なので、考え方だけです。 まず、 政府支出乗数=1/(1-限界消費性向) の導出を考えましょう。 Y = C + G + I + (X-M) C = C0 + c(Y-T) ただし、Y:GDP、G:政府支出、I:投資、X:輸出、M:輸入、T:租税、C0:基礎消費、c:限界消費性向です。 ここで、X、M、I、Tが変化しないとして、 ΔC = cΔY = c(ΔC + ΔG) なので、 ΔC = c/(1-c)ΔG となります。したがって、 ΔY = ΔC + ΔG = (c/(1-c) + 1)ΔG = 1/(1-c)ΔG となりますから、 政府支出乗数=1/(1-限界消費性向) が成立します。 ここで仮定されているものを振り返れば、政府支出の増加が、投資、輸出入、租税に影響がない、という点です。 例えば消費税のように租税が消費に対応して増える場合など、これらに変化がある場合はどうなるのかを考えましょう。

deron64
質問者

お礼

ありがとうございます。早速やってみようと思います。

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