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悲しみとは時間の付加逆性に起因する?

失ったときは帰らない、ということが 世にある悲しみの共通した原因だと思います。 もし、生まれたときから、日々老いていくということがなければ、可逆的ならば、一切の悲しみはないのでしょう。 対して喜びは未来形です。 これから起こる事にしか、ほとんど心を明るくする力はないのではないでしょうか。 つまり、喜怒哀楽は、生物が不可逆的エントロピー増大の法則の中にいることに付随している。 ふと20年位前からそう思っています。 いかがでしょうか。

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  • Syo-ya
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回答No.4

仏教では「生まれる」という性質を持つものは「滅する」という性質を持っているので、全ては「無常」であるから「苦」であるといいます。宇宙の真理ですよね。 ですから「喜び」も生まれるという性質を持っているので、結局は「苦」なんです。(苦笑) 舞い上がるか、落ち込むかの差だけで、みんな「苦」なんです。 時間の不可逆性に起因している・・といえるんでしょうね。 想うようにならないことが「苦」なんです。 だから生まれないことが安らいだ状態、涅槃なんです。 初めて見た、ホラー映画だと恐怖の感情が生まれますが、 1000回も見てしまうと、恐怖の感情も生まれません。 悟ってしまうことで生まれることがなくなるんです。 「平常心」にまで心が育ってしまえば生まれなくなるんです。 喜怒哀楽を超えちゃえば時間の不可逆性も超えてしまうのではないでしょうか? 「今、此処」に居続けることが出来るのではないでしょうか?

noname#32495
質問者

お礼

仏教的なことについては、高校生から同感してました。ただ、まったく信者ではないですが。 「苦」に対する平常心、それに近づきたいです。あくまで近似的なものでしょうが。

その他の回答 (5)

回答No.6

私はこう考えます。喜怒哀楽というのは頭の中の世界のことです。この世界は、その人が死んでしまえば消滅してしまいます。その人が生きているということは時間を持っているということです。この時間は熱力学第2法則の時間とは異なると思います。生きた人がいない世界は常に過去しかないのではないかと思っています。人間が頭の中に持っている時間軸という時間は、エントロピー増大則とは直接結びついていないと思うのですが・・・つまり喜怒哀楽と時間(軸)はひとつの頭の中にいわば同居しているだけではないかということです。

noname#32495
質問者

お礼

自然世界のエントロピー増大則が意識によらずに存在していると思います。そのお盆の上に、その世界を喜怒哀楽している意識があるのではないでしょうか。それを「苦」と生物?は認識するということでしょう。 どうも、時間も意識の中にあるというのは、今のところわかりませんでした。すみません。

noname#32495
質問者

補足

すみません。タイトルが「付加」逆でなく「不可」逆でした。誤解させるようなことがあったら、申し訳ありません。

  • code1134
  • ベストアンサー率20% (703/3370)
回答No.5

 (残念ながら?2005-6/13時点では!質問者が提起された)「生まれながら、老いなし」と言う状況は有得ず、先天的に意識障害等を患い、老い等の概念を知らぬ(所謂、植物)人間」=「最も幸せな人間」 となるのでしょう。  その意味では「知らぬが仏」は真理で、「仏教では・・(中略)・・「苦」なんです」とのNO4さんの視座とも繋がるかも知れません。  「私も[教えて!goo]にカキコむ事を通して、感心したり、考えさせられたり・・・と充足感を味わって来たし、これからも味わう可能性が高いと考えている」のは確かですが、その半面悲しくもあります。何故ならば(私自身現時点で)意識があるが故に、カキコむのに例えば20分要したとした時に、明らかに私の余命は20分短くなったからなのです。  6/13は太宰治が入水自殺した日ですが、作家に自殺者(川端康成or芥川龍之介etc)が少なくないのは未来を展望した時に喜びを見出し難いからではないでしょうか?  (そういう立場にない)凡人の私は「将来も苦と楽の入り混じりであって、どちらか一方では有得ない」と捉えれば、人間何とか生き抜けるのでは、と信じたいのですが・・・

noname#32495
質問者

お礼

ふと思いましたが、なぜ衰えて死ぬ事が「苦」なのでしょうね。それさえ楽しみになれば、何の問題もなくなって、いつもいつもうれしいのに。 昔の人が往生といっていたのは、それを楽しみにしていた節があるのでしょうかね。

noname#15238
noname#15238
回答No.3

熱力学の第二法則は、熱力学第一法則と、同時に成立しています。 悲しい時は、作用反作用の法則のほうが役に立つのではないでしょうか。 失礼します。

noname#32495
質問者

お礼

そうですね。 2つをうまくやりくりさせるのが人生かもしれません。

  • fuy_ukky
  • ベストアンサー率21% (40/184)
回答No.2

思い出し笑いとかしてるのは、 喜びに入らないでしょうか?

noname#32495
質問者

お礼

それはありますね。 ただそれは大きな悲しみ(時間軸が一定方向)という中のせつな的な喜びというか、そんな感じではないでしょうか。

  • BLUEPIXY
  • ベストアンサー率50% (3003/5914)
回答No.1

喜怒哀楽が、原因と結果に起因するものであるとするなら、不可逆的エントロピー増大の法則に付随するとしてもいいかもしれませんね。 >失ったときは帰らない、ということが >世にある悲しみの共通した原因 将来に対する漠然とした不安、 これから失われるかもしれないものへの予測による悲しみというのがあると思われるので、 世にある悲しみの共通した原因 という命題は偽だと思われます。

noname#32495
質問者

お礼

はい。過去に悲しみがあるというのはちょっと違いました。未来系でも、結局時間軸の流れの中に、必然的にはめ込まれているという点で、悲しみがあるのだろうと思います。ちょっとわかりにくかったらすみません。

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