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何故,(-1)*(-1)=(+1)となるのか?
娘の中1の数学の教科書を見ても,大人として納得のいく解説がなされていませんでした。マイナス倍の概念(考え方,教え方)についてどなたかご教授を。
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掛け算は大きさ・長さなどの量の伸び縮みに関係し、+や-はその伸び縮みの方向と考ることができます。 それを説明するために、方向をともなった掛け算の例として、速度と時間から距離を計算することを考えて見ましょう。 ご存知のように (距離)=(速度)x(時間) です。 この速度と時間には方向があります。 例えば東向きをプラスとすると、西向きはマイナスになります。ですから、時速60キロの車が東に進んでいるときはその速度は+60km/hrで、西向きのときは-60km/hrと考えることができます。 一方、時間については、未来方向はプラス、過去方向はマイナスと考えることができます。現在を基準として+3時間とは(当然)現在から3時間後のことですし、-3時間とは3時間前のことになります。 ここで先ほどの式を考えて見ますと、 (+60km/hr)x(+3時間)は時速60キロで東向きに進んで3時間後の現在地からの距離をあらわし、それはつまり東に360キロの地点になります。これは+360キロの地点です。 (-60km/hr)x(+3時間)とは、時速60キロで*西向き*に進んで3時間後の現在地からの距離をあらわし、それはつまり西に360キロ(-360キロ)の地点です。 そして問題のマイナス同士の掛け算ですが、 (-60km/hr)x(-3時間)とは、時速60キロで*西向き*に進む車が、3時間*前*にいた地点をあらわすことになります。それは東に360キロの地点、つまり+360キロの位置です。ほら、マイナスxマイナスがプラスになりましたね。 マイナスをものの数と考えるとわかりにくいのですが、上の例のように、+・-を伸び縮みの「方向」と考えるとわかりやすいかと思います。
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- shkwta
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いろいろな説明のしかた、いろいろな納得のしかたがあります。 分配法則などの説明で納得する方もあり、数直線など図形的なイメージで納得する方もあり、借金や車の進行方向などの話にたとえて納得する方もあります。解説がほしいというだけだと、同じような説明になってしまうと思います。 「こういう点が、どうしても疑問なのだが」というところがはっきりすれば、ポイントを絞った説明もできると思うのですが。よろしければ、疑問点を補足してください。 参考のため、過去の質問をあげておきます。 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=13727 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=26540 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=137610 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=173759 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=285182 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=326439 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=440709 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=449957 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=492736 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=541756 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=685878 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=706850 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=799926 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=867766 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1260977 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1319172 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1327574 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1381901
- ssmarugoo
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数直線で考えてみてください。左が小さく、右に行くと大きくなる。ですよね。 0を基準に-は左側、+は右側です。+を掛けると、同じ側に移動しますよね。 例えば、(-3)*(+2)だと、0を基準に3足らないものが、0を基準に2倍足りなくなるから、-6となる。 +の反対が-なので、-を掛けると数直線上で0を基準に逆方向に移動します。と考えてみてはいかがですか? 例えば、(-1)*(-1)だと、0を基準に1足らないものが、0を基準に逆側に、(右に)1倍移動するので、+1です。
- パんだ パンだ(@Josquin)
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教科書に書いてあるのは、 -1×3=-3, -1×2=-2, -1×1=-1, -1×0=0 という規則性から -1×-1=1 って感じでしょうか? マイナスというのは増加方向が逆になることです(どちらかといえば、ベクトルの考え方ですが)。 2×3=6 2を「2と同じ方向に」3倍 2×(-3)=-6 2を「2の逆方向に」3倍 (-2)×3=-6 -2を「-2と同じ方向に」3倍 (-2)×(-3)=6 -2を「-2と逆方向に」3倍 数直線上で考えるとわかりやすいかと思います。
- nao_k11
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(-)は逆と考えたらいいと思います。 要するに(+)の反対と考えます。 (-)*(-)=(+)ということは、 マイナス〔プラスの逆側〕にその反対をかけるとプラスになるという考えです。 ちなみに同符号足し算は、同じ向き場合なので数字を足せばいいと考えます。 数直線上で0を中心に左右といった向きでで考えると分かりやすいですよ。
- mikisuke_0226
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色々やり方はあるのですがww (-1)×{(-1)+1}=(-1)×0=0 分配法則より、(-1)×(-1)-1×1=(-1)×(-1)-1=0 よって、移項して(-1)×(-1)=1 と考えたり、 -1=cosπ+isinπ と極形式に変形して、 (-1)×(-1)=(cosπ+isinπ)×(cosπ+isinπ) =cos(π+π)+isin(π+π)=cos2π+isin2π=1 ってのも方法かなと思います。 確か過去に同じ質問が何回かで照ると思いますので そちらも見てみるといいと思いますよ。
1×(-1)=(-1) は直感で納得出来ると思います。 5×4=20 これは (6-1)×(5-1)と同じ事ですが この掛け算は (6×5)+((-1)×5)+(6×(-1))+(-1)×(-1)=30 と同じ。 したがって(-1)×(-1)=(+1) という説明はいかがでしょうか?
- nia-happy
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あくまで、私の考え方なので、正しい答えではないと思いますが、私はこのようにして理解しました。 「マイナス」という記号は、0をはさんで反対にする作用がある。 -1に1をかけたら、そのまま-1。 かける数の1が-1になったら、0をはさんで反対になるから、1。 本質的な考え方を説明するものではないですが、覚え方ってことで。 お嬢様は、いま中学1年生ですか? 私は家庭教師をしているのですが、中学校数学で最初の難関は、マイナスを理解できるか、だと思います。 マイナスの掛け算が、本当に使えるようになるまでじっくり教えてあげてください。
お礼
イチジクさんのご回答が,一番すんなりと頭に入ったようです。これで少しはテストの出来も良くなってくれるといいのですが・・・・。ありがとうございました。