ニンニク香りや辛味のもとは、アリインという物質ですが、皮をむく、刻む、すりおろす、といった刺激を受けるとアリシンという物質に変化します。
これが更に時間がたつとアルキルサルファイド化合物というものへ変化していきます。
そして、ニンニクにはごく微量ですが、鉄分が含まれています。
通常、この両者は、通常は独立して存在していますが、空気にさらされていると結合して緑色になります。
つまり、漬け込むときに皮をむいたときに刺激を受けたアリインがアルキルサルファイド化合物へと変化し、漬け込むときに少しだけ酸化が起こり、鉄分と反応して一部が緑色になったというわけです。
ちなみに、この反応が人体やニンニクの効果に対してなにか影響を与えることはありませんので、気しなくて大丈夫です。
お礼
ありがとうございました。理解できました。しかし食べ物としてこの色は少し不気味なのですが、消えることはないのでしょうか。