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卒業研究について
私の高校では、3年になると卒業論文を書かなければいけないシステムなんです。そこで興味のあった国語学関係のことを書こうかな?と考え、雑誌などに載っている外来語をピックアップし統計を作り、それについて考察しようと考えているのですが、なかなか良い文献が思いつきません。 できるだけ正しいデータを得るために10ヶ月分くらいの同じ雑誌は欲しいのです。何かありますでしょうか??
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質問者さんが、どういった論文を書こうと思っていらっしゃるのか詳しくは分かりませんが、たとえば、ある外来語がいつごろから使われだしているのか、使われる外来語の量がどのくらい増えているのか、といったことを調べようと思っているのだとすると、10か月分というのは期間が短すぎます。また、雑誌から言葉を探すのには、電子データベースの形になっていなければ、一人では難しいと思います。 そこで、対象を雑誌ではなく新聞にしてはどうかと思いますが、いかがでしょうか。 雑誌は、総合誌でないと何かしらの専門性がありますから、使われる外来語も、その雑誌の専門分野のものが頻出します。新聞はおおむね、どんなジャンルの外来語でもその外来語が「世間に定着した」とみなされてから紙面で使われるようになるので、統計も取りやすいのではないでしょうか。 また、全国紙は有料(一部無料)で、電子データベースを利用できます。新聞社にもよりますが、過去20年分ぐらいを見ることができます。たとえば「データベース」という言葉がいつごろから定着したか、ということを簡単に調べられるので、便利だと思います。雑誌の電子版もあることはあると思いますが、国会図書館など、限られた場所でないと検索できないことが多いのではないでしょうか。 外来語については、国立国語研究所が「外来語委員会」というものを設け、分かりにくい外来語の言い換えを提案したりしています。こういった言い換えが新聞でなされているのか、などを調べてみてもおもしろいかもしれません。http://www.kokken.go.jp/public/gairaigo/ お役には立てなかったかもしれませんが、良い論文が書けることをお祈りしています。