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国文法の品詞の分類
文法は、文章によって相手に伝えたいことを正確に伝えるための公式のようだと理解していますが、文章の単語を名詞・動詞等の品詞に分ける作業がありますが、品詞分類をすることの「意味」が分かりません。正確に分けれないと、文章が読みにくくなるのですか?読みやすい文章を書きたいと、只今勉強中。(学生時代にあまり勉強をしなかった。)
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日本語で品詞分類を考える必要は、ほとんど無いといってよいでしょう。その点はNo.2の方が書いていらっしゃる通りです。(ただ、コメント中の「接続詞」は「助詞」と読み替えてください。) 品詞分類が必要なのは、古文を読むときです。次のような歌があります。 秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる この中で「来」「ぬ」「おどろか」「れ」「ぬる」の部分は、その品詞と活用形、意味などを知っている必要があります。品詞分類はほとんどの人ができるでしょう。しかし、「ぬ」という助動詞の活用形と意味には特に注意すべきで、その「ぬ」の活用形、意味によって「来」の活用形、意味が変わってきます。間違えると歌の意味を取り違えることになります。
- panel
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こんにちは。 文法は、「文章によって相手に伝えたいことを正確に伝えるための公式」 ではなく、 文法は、「文章を“構成”するときの公式」 といったものだと思います。 英文を読むときに英文法を習いましたよね。それと同じです。英文構成の、主語の後は動詞、その後ろは目的語、補語、といったように文の構成と考えたほうが良いと思います。(英語と日本語の品詞の定義は違いますが。) 形容詞(高い・美しい)や形容動詞(きれいな・静かな)は名詞の前につく(高い山)ことが一般的ですが、言い切りの形(空が青い)でも使います。また、富士山は高く美しい…など使い方は様々です。 よって日本人で日本語の場合、品詞を考えて文章構成する必要はないと思います。間違った順番で品詞を使う人はいないからです。 文章構成として例えば “私は昨日大きな花束を花屋で買いました。” “私は大きな花束を昨日花屋で買いました。” “私は昨日花屋へ行き、大きな花束を買いました。” といった具合に順番を変えても文がつくれますよね。 品詞分類はこの後するので文を書く上で品詞分類は必要ないのではないでしょうか。 文章を書くときに必要なことは品詞分類よりも“テニヲハ”―接続詞だと思います。さっきの文の“は”と“が”を変えると、 “私が昨日大きな花束を花屋で買いました。” ずいぶん印象がかわりますよね。 外国人の方に日本語を教えるとき等以外ではあまり日常で品詞分類する必要はないのではないかと思います。
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ご回答ありがとうございました。
- tasha
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品詞分類をする意味はわかりませんが、国語学者がやりたいからやるのでは?と思っています。 一般的に小学校や中学校で習う文法は「学校文法」と呼ばれるもので、様々な文法解釈のうちの一つにすぎません。あれが全てではありませんし、むしろ文法の中では異質なものといえるかもしれません。 もちろん、学校文法の品詞分類を認めていない国語学者の方もたくさんいらっしゃいます。 こんなことは小・中学校では教えてくれないので私も大学で国語学を学ぶまでは知りませんでした。 教えてくれたらよかったのにー!と思ってしまいました。 べつに品詞分類ができないからというって文章が読みにくくなるとかいうことはないと思いますよ。 所詮、文法というのはもともとある言語を後から説明しようとして作ったものだと思うので。 もしも、完璧な文法があったら国語学者の意見がわかれたりしないですよね。
お礼
ご回答ありがとうございました。
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